天保年間の新潟湊は大変栄えており、天保14年に幕府の直轄地となると、外国船への備えとして台場も築かれていました。安政5年に5ヶ国と修好通商条約が締結され、新潟は開港5港のひとつに指定されました。翌年には外国船が来航し、新潟も時代の変化に直面することになります。
そのなかで絵師たちは、栄える新潟湊を描き、祭りや花鳥など、注文に応えてさまざまな絵を描きました。とくに行田魁庵(なめたかいあん)と井上文昌(いのうえぶんしょう)は、湊町新潟を象徴する絵を描いた絵師として知られています。
本展では、そんな行田魁庵と井上文昌を中心に、幕末期に活躍した絵師たちを紹介します。激動の時代をどう生きたのかを残された作品から探ります。
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DATA
「にいがた幕末の絵師」展
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
2月11日(金・祝)〜3月27日(日)
9:30〜17:00(観覧券の販売は16:30まで) - 会場名
- 新潟市歴史博物館 みなとぴあ
- 会場住所
- 新潟市中央区柳島町2-10
- 休み
- 月曜
※3月21日(月・祝)は開館。2月15日(火)・24日(木)、3月22日(火)は休館 - 料金
- 観覧料:一般600円、大学生・高校生400円、中学生・小学生200円
(土・日曜、祝日は小中学生無料) - 問い合わせ先
- 新潟市歴史博物館 みなとぴあ
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-225-6111
- リンク
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新潟市歴史博物館 みなとぴあ
市報にいがた 令和4年2月6日 2760号