『美少女戦士セーラームーンR』のエンディングテーマ『乙女のポリシー』でデビューし、国内だけでなく海外からも絶大な人気を博すアニソンシンガーの石田燿子。

約10年前に、ピアニストのFumingとふたりでスタートした歌とピアノだけのライブ『イシダナイト』が、今年7月に大盛況だった新潟初開催からさらにパワーアップ！

12月12日（日）に『イシダナイト・プレミアム Very Merry Christmas!』を開催します。

新潟のジャズシーンを彩るミュージシャンとのコラボが実現

●新潟では2回目となる開催ですが、今回はさらにパワーアップしたんですね？

石田：サックスのYossyをはじめとする新潟のジャズシーンで活躍中のミュージシャンが加わり、ビッグバンドのような雰囲気でプレミアム感満載のステージを予定しています。

●クリスマスに近いですが、どんな曲が聴けるんでしょうか？

石田：季節っぽいアニソンは入れる予定です。冬っぽいとか雪っぽいとか！

●今回のライブの見どころを教えてください！

石田：アニソン×ジャズの融合を楽しんでほしいですね。普段からアニソンを聴いている人、ジャズを聴いている人、どちらのファンの方にも満足していただけるライブアレンジになっていると思います。

たぶんアニソンって子どもの頃に一度は耳にしながら育っているから、体のどこかには好きな思いがあって、ふいに聴きたくなるものなのかな。勇気や元気をもらえるようなパワーがあると思います。

いつもはジャズを聴いている方も“こういうのあったよね、懐かしいな”と少しでも元気になってもらえたらうれしいです。

●アニソン×ジャズの難しさは？

石田：今回演奏してくれるメンバーは、もちろんアニソンは初めて。コードが難しい上に転調や変拍子があって複雑で、アニソンを演奏するのは結構ミュージシャン泣かせなことみたいです。でも、リハーサルを重ねるごとに「なんかアニソンにすごいハマってきた」って言ってくれて、楽しみながら演奏できています！

デビュー秘話も聞いちゃいました！

●デビュー30周年もまもなくですが、アニソンシンガーになろうと思ったきっかけは？

石田：実は、もともとアニソンシンガーを目指していたわけではなくて。高校生の頃にカラオケボックスが流行して、放課後に友達とよく行っていたんですが、「なんか歌好きかも？」と思い始めて、雑誌で見かけたアニメシンガーコンテストに応募しました。当時は歌いたいけどあまり表には出たくないという思いがあって、裏方さんの仕事だけど歌えるから楽しそうだと思ったんです。そうしたら、本選に進んで、グランプリを獲ってしまって。デビューも決まり、じゃあやってみようかなって（笑）

●そこからもうすぐ30年。アニソンシンガーを続けてこれた魅力やおもしろさって何？

石田：アニソンシンガーにしか歌えない歌があるんじゃないかな。バラードや演歌など、アニソンと一括りに言っても様々なジャンルがあって、なんでも歌えないとダメなんです。作品の世界観を歌う上で、私たちにしか出せない味があると思っています。大先輩の堀江美都子さんとご一緒することがあり、舞台袖から生の声を聴いていたら、私が小さい頃に聴いていたときから全然変わらない声で歌っていて「これは！」って鳥肌が立つくらい感動しました。こういう感情ってアニソン特有なのかなと思いますね。私も変わらず歌い続けていきたいです。

世界中のアニソンファンを魅了するエンジェルボイス
ライブ配信でも聴けます！

●前回に引き続き、今回もライブ配信があるんですね！

石田：ライブ会場に行けなくても、どこからでも気軽に楽しめるので、今までよりも聞いてくれる人の輪が広がっている実感があります。ぜひクリスマスだけの特別なコラボレーションを楽しんでほしいです。

来場者はクリスマスプレゼント付き！　
素敵なホリデーを過ごしませんか？