東中通沿いにあるハイムビル。
その1・3階には医学町画廊、2階には楓画廊があり、それぞれでさまざまな展示が行なわれています。
その1階にある医学町画廊のウインドウで、なにやらおもしろそうな展示が行なわれていることをご存じでしたでしょうか?
なにやら箱のようなものが置かれています。
近寄ってみます。
そこには箱のようなものと、『月刊ヒラタヒロヒコ』と書かれたスタンドがあります。
上にもなにやら額が。
こちらは、新潟在住の作家・ヒラタヒロヒコさんの展示。
『月刊ヒラタヒロヒコ2』と銘打ち、くすっと笑える「ナンセンスアート」の新作を1月末まで毎月発表しています。
2005年に当時古町にあった楓画廊で行なわれた『月刊ヒラタヒロヒコ』の第2弾です。
ちなみに上の額に作品の説明がありました。
現在展示中の作品は『中で何かが起こる箱』。
上にスイッチが付いていて、それを押すとゴトゴトッと音がします。
見た目には変化がないけど、中では何が起こっているの!?
それは分かりません。
そのストレスを楽しむ作品、だそうです。
ちなみに、医学町画廊で展示が行なわれている期間中であればスイッチを押すこともできるそうですが、基本的には外からウインドウ越しに見るだけ。
だからスイッチを押すこともできません。
ストレスを楽しむ作品なので。
こんな感じのナンセンスアートが毎月登場します。
この作品の展示期間は10月2日(土)まで。
その後は次の作品が1カ月展示されます。
なお、来年3月5日(土)~13日(日)にこれまで発表した作品を楓画廊に一堂に展示するそうですので、見逃した方もご安心を。
『月刊ヒラタヒロヒコ2』は通りがかりに楽しめるので、誰でも気軽にアートに触れることができます。
しかも24時間いつでも見られるというのもうれしいです。
医学町画廊や楓画廊で展示が開催されている期間であれば、あわせて楽しむのもいいですね。
ちなみに9月10日(金)~20日(月※9月15日水休み)には医学町画廊で『坪井麻衣子 展』が、10月1日(金)~11日(月※10月6日水休み)には同じく医学町画廊で『中村文治 展』が、そして10月8日(金)~18日(月※9月13日水休み)には『好宮佐知子 展』が楓画廊で開催されます。
さて、もうひとつニュース。
同ビル4階に医学町画廊studioがオープンしました。
こちらは作品発表やイベントなどに使える多目的レンタルスペース。
さらに毎月ワークショップやレクチャー、トークセッションといったイベントも開催されます。
10月には8日(金)に美術研究家・山浦健夫を講師に迎え『安宅安五郎と新潟』を、9日(土)には画家・田中幸男×ウニアトリエ主宰の加藤和彦によるトークセッション『個展で発表すること 初個展のこと、そしてその後』を、16日(土)には画家・猪爪彦一によるワークショップ『ガラス絵の制作のしかた』が開催されます。
詳細は楓画廊までお問い合わせください。
DATA
月刊ヒラタヒロヒコ2
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
2月1日(月)~2022年1月31日(月)
※24時間観覧可能 - 会場名
- 医学町画廊1F右手側ウインドウ
- 会場住所
- 新潟市中央区東中通1-86-19 新潟ハイムビル1F
- 休み
- 無休
- 料金
- 観覧無料
- 問い合わせ先
- 楓画廊
- 問い合わせ先
電話番号 - 080-5445-3924
- リンク
-
楓画廊 Instagram
- 備考