新潟市西区にある新潟市文化財センターでは4月20日(火)〜9月5日(日)に、企画展『地下2メートルの考古学 低湿地の遺跡からわかる人々のくらし』を開催しています。
新潟市は、信濃川と阿賀野川が運ぶ土砂が厚く堆積した沖積地に立地します。そのため地下深くから遺跡が見つかることがあり、台地上では残りにくい木製品や種子などが良好な状態で出土します。これらの有機質の遺物からは、土器や石器では知ることのできない情報を得ることができています。
今回のこの企画展では、低湿地遺跡の調査成果から新潟の遺跡の魅力を伝えます。
【主な展示遺跡】
●茶院A遺跡
新潟市西蒲区打越地区のほ場整備事業で範囲拡大が確認された遺跡。水田下に沈んだ奈良時代の村です。
●砂崩前郷遺跡
新潟市江南区砂山地区の遺跡です。水田の下から埋没した砂丘が見つかりました。
DATA
新潟市文化財センター 企画展1
『地下2メートルの考古学
低湿地の遺跡からわかる人々のくらし』
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
4月20日(火)〜9月5日(日)9:00〜17:00 - 会場名
- 新潟市文化財センター
- 会場住所
- 新潟市西区木場2748-1
- 休み
- 月曜(月曜が祝日の場合は翌日)、祝日の翌日
- 料金
- 観覧無料
- 問い合わせ先
- 新潟市文化財センター
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-378-0480
- リンク
-
新潟市文化財センター(新潟市ホームページ)
市報にいがた 令和3年5月2日発行 2742号