新潟市北区郷土博物館で「本の読みかた、愛しかた」展が行なわれます。

知の宇宙ともいうべき百科全書や、実用から逸脱した愛蔵のための極小本の世界、工芸的な美を極めた私刊本などが展示されます。

また、文字を「読む」のではなく「見る」ことを求める書の折帖や、「本とは何か」をさまざまに表現してみせた美術作品なども並びます。

本とは「読むもの」「読まねばならないもの」という常識をくつがえす本の奥深さを楽しんでください。

＜展示構成と出品資料・作品＞
●百科全書―知の宇宙
●「本」にみる美意識、「本」への愛着
・極小本の世界（弦巻松蔭旧蔵品）
・工芸品としての私刊本（高橋友太郎 企画・刊行）
●展開する文字（見る本）―折帖
●「本」をテーマとした美術作品
池田純夫、笠井千鶴、川端嘉人、佐藤公平、長沢 明、深井 隆、舟見倹二