★5月14日（木）に開催予定の「SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020 “MIKKE”」は、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け延期となりました。

国民的バンドとしての重圧をサラリとかわすように
みずみずしい新作を届け続ける彼ら。

昨年10月リリースの『見っけ』は通算16枚目、
約3年ぶりのオリジナルアルバム。

バンドの根底にあるUSインディロックの匂いを漂わせつつ、
今作ではパンクやプログレ的なアプローチも。
多彩な世界観と物語を詰め込んだ短編集のような構成だが、
驚くほど統一感のある王道のスピッツワールドが展開されている。

タイトル曲「見っけ」は、ラウドでキラキラとしたロックソング。
草野マサムネの声が聴こえた瞬間、「はかなくて芯が強い」という
不思議な感覚にどっぷり浸ることができる。

作品全体の流れは完璧に美しく、
一方で初期衝動もしっかり感じられるロックアルバムを携え、
新潟には5月の登場だ。