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新潟市による15年の活動の検証を経て、2022年8月末までの活動更新が決まった、りゅーとぴあ専属舞踊団Noism Company Niigata(以降「Noism」)。
更新決定後初となる最新公演『Noism1+Noism0 森優貴/金森穣 Double Bill』が、12月13日(金)から開催されます。
日本人として初めて欧州の劇場で芸術監督となった振付家・ダンサーの森優貴さんをゲスト振付家として招聘。
森さんによる新作『Farben(ファルベン)』と、Noism芸術監督の金森穣さんによる新作『シネマトダンスー3つの小品』を2本立てで上演するという、とってもスペシャルな公演です!
間近に迫る公演を前に、公開リハーサルが行なわれました。
この日は金森さんの作品『シネマトダンスー3つの小品』のなかから、Noism1が出演する『クロノスカイロス1』が披露されました。
![走る走る走る! 舞踊家たちが舞台上を全速力で走ります! ピンクの衣裳が印象的](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2019/12/aff94047483b634e191bf559bf50756f-760x507.jpg)
![足を止めた舞踊家たちが踊り始めます](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2019/12/a52590f7f73adc89da17155e76d2d3ff-760x507.jpg)
![バラバラの動きを見せる舞踊家たち。この振付は彼ら自身によるものだそう! 経験も個性もバラバラな舞踊家たちゆえ、動きもとても個性的](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2019/12/ad34416b2d73f4534621dcf63faba72b-760x506.jpg)
![と思いきや、一堂に同じ動きを展開する場面も。「集団活動に重きを置くNoismとして、ある瞬間だけ集団性を明示したかった」と金森さんは語っていました](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2019/12/0be8468c504c12b22a7080806999c4aa-760x507.jpg)
![通しを終え、ひとりひとりに指示を出す金森さん。息を切らしながら集まる舞踊家たち。相当体に堪える作品のようです](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2019/12/57162f7404a640a6a100f58f5cbeca18-760x507.jpg)
踊って踊って踊りまくるNoism作品が好きな私としては、んもう、大興奮!でした。
本来はこの後、井関佐和子さん、山田勇気さん出演のNoism0『夏の名残のバラ』、金森さんの独舞『FratresⅡ』と作品が続いていきます。
きっと続けて観ることで印象も変わるでしょうし、本番ではここに映像が加わり(「これまでにない映像の使い方をする」そう! どんなふうに使われるのかは本番でのお楽しみ!)、照明が加わり、さらに舞踊家たちの実演も磨きをかけた状態で披露されるわけですから…もう、どうなっちゃうんでしょう!
いやがおうにも期待が高まります!!
![Noism芸術監督・金森穣さん](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2019/12/e6e8530a8de4fb8c2f220ba9552a991d-760x506.jpg)
公開リハーサル後には、金森さん、森さんへの囲み取材が行なわれました。
「ゲスト振付家を招聘して新作を発表する。この体制自体が8年ぶりですから、ここからNoism第2章が始まるという感じはします」と金森さん。
自らの新作『シネマトダンス』については
「『クロノスカイロス1』はタイトルが示すように時間、消えゆく時間(編集部注:クロノス、カイロスともにギリシャ語で「時」を意味する)、『夏の名残のバラ』は齢を重ねる実演家の踊り、『FratresⅡ』は自己とどれだけ戦い続けるかがテーマ」と語りました。
![森優貴さん](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2019/12/3d5c140f36b6d235ba94ecea255f4b99-760x507.jpg)
帰国後第1作目となる新作『Farben(ファルベン)』をNoismの舞踊家たちとともに創作するゲスト振付家の森さんは
「まる22年生活したヨーロッパから帰ってきて、いま新潟で、ヨーロッパでやってきたこととほぼ変わらない状態で創作活動をさせてもらっていることは、とても感謝すべきこと。日々Noismや(金森)穣さんとお話をし汗を流し創作をするなかで、今まで遠いドイツから見詰めていたNoismの持つ信念、覚悟を肌でぴりぴりと感じています」
と話しました。
実はまだこの段階ではお互いの作品を通して観ていないということでしたが、
「(森の作品は)すごくエモーショナル。森優貴という振付家のなかで音楽が持つエモーションを増幅して、それにより世界を構築して舞台を作っている。金森穣の作品とはまったく違うものになるはずだし、その違いは観客の皆様の方が明確に感じられると思う」
と金森さん。
まったく印象の異なる2作品を一度の公演で楽しめるというのは、ファンはもちろんですが、初心者の方でもNoismという舞踊集団の持つ可能性を大いに体感できる本当にいい機会になるはず!
『Noism1+Noism0 森優貴/金森穣 Double Bill』は12月13日(金)~15日(日)の3日間、りゅーとぴあ劇場にて開催。
チケットは現在発売中です。
新たなスタート地点に立ったNoism新章の幕開けを、どうぞお見逃しなく!!
Information
Noism1+Noism0 森優貴/金森穣 Double Bill
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
12月13日(金)19:00~
12月14日(土)17:00~
12月15日(日)15:00~ - 会場名
- りゅーとぴあ 劇場
- 会場住所
- 新潟市中央区一番堀通町3-2
- 料金
- S席4,000円、A席3,000円
U25 S席3,200円、A席2,400円 - 問い合わせ先
- りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-224-5521
- リンク
-
Noism Web Site
- 備考