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【雪椿酒造】手造りにこだわり続ける加茂の純米蔵

我が蔵のコレ、知ってます?

  • 情報掲載日:2019.08.24
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

雪椿酒造は手間暇を惜しまずに高品質な純米酒のみを造る加茂市の酒蔵です。年に一度行なわれる全国新酒鑑評会で、2017年から今年まで3年連続で純米大吟醸の部金賞を受賞した実績を持ちます。これ、日本酒業界のなかでは、なかなか難しいことなのですよ!

杜氏・飯塚泰一さん
杜氏・飯塚泰一さん

現在、杜氏として酒造りの指揮をとっているのが飯塚泰一さん。「毎回がチャレンジですし思い通りの酒にならないことも多々あります。だからこそおもしろいし、日本固有の文化の一端を担えていることも、酒造りの魅力です」と話してくれます。新潟らしい淡麗でありながら、辛口ではなく、ゆっくりとうまみが口に広がる純米酒――これが雪椿酒造のお酒の特徴であり強みだと言えます。

『純米吟醸 越乃雪椿 雪椿酵母仕込み』
『純米吟醸 越乃雪椿 雪椿酵母仕込み』
『ゆきつばき(夏)純米吟醸原酒』
『ゆきつばき(夏)純米吟醸原酒』

中でも『純米吟醸 越乃雪椿 雪椿酵母仕込み』は加茂の雪椿から採取した酵母で醸したオリジナルのお酒。8月までJR東日本の豪華寝台列車『四季島』で新潟のすしとともに提供されています。
また、この時期に味わいたいのが夏限定の特別なお酒『ゆきつばき(夏)純米吟醸原酒』。純米吟醸の無濾過原酒に 絹で濾した滓(おり)を混ぜて仕上げたうすにごりの純米吟醸原酒で、出荷直前に1度だけ火入れし、 風味を閉じ込めています。夏らしいスッキリとした味わいでグイグイいけちゃいます。

雪椿酒造のある加茂市は、昔から北越の小京都と呼ばれ、新潟県の県木に指定されている雪椿の群生地としても有名です。「越乃雪椿」という酒名は厳しい冬に耐え、雪解けとともに咲く雪椿のようにと名付けられたそうです。ゆえに酒造りの姿勢も実直なのですね。

「独自に開発した雪椿の酵母をさらにいかしていくのが、これからの目標です。加茂ならではであり、うちの蔵ならではの新たな味わいのお酒を造っていきたいです」と飯塚さん。
手造りの純米酒にこだわり続ける、小さな蔵のチャレンジにこれからも期待が膨らみます。

Information

雪椿酒造
住所
加茂市仲町3-14
電話番号
0256-53-2700
リンク
雪椿酒造

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