小学2年生から高校3年生まで、総勢138人の団員が集う県内最大級の新潟市ジュニア合唱団が、7月21日（日）にりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館で『第29回定期演奏会』を開催します。

そこで、新潟市ジュニア合唱団の団員である、りなさん、まなさん、ひなたさんの3人に定期演奏会についてインタビューさせていただきました！

演奏会は

第1部　クラシック「故郷-日本の歌による5つの合唱曲-」

第2部　ポピュラー「～信じるならば～」

第3部　合唱ミュージカル「うらしま太郎の鬼たいじ」

の3部構成。

聴きどころや見どころは一体どこなのでしょう…？

現在高校３年生で最年長の３人

●皆さんはいつから合唱団に入ったんですか？

りなさん「2人（まなさんとひなたさん）は小学2年生から。私は小学4年生からです。」

●それぞれのきっかけは何だったんですか？

まなさん「私のきっかけは、他にも私の住んでいる市にも合唱団があるんですけど、お母さんがそこと今の所属している新潟市ジュニア合唱団の定期演奏会を一緒に観に行かせてくれて。どっちがいいって聞かれて新潟市ジュニア合唱団がいいって答えたらしいです。」

●どうして新潟市ジュニア合唱団の方に惹かれたんですか？

まなさん「やっぱりほかの合唱団ではミュージカルを本格的にやることってないと思うのできっとそこに。私今もミュージカルをやってて楽しいんですけど、観てても楽しいし、自分がやっても楽しくて。」

●りなさんのきっかけは？

りなさん「当時10歳だったんですけど、同じ10歳のシンガーソングライターの女の子がテレビに出て歌ってるのを見て、私も歌が好きだしこういうところに入りたいって思って。その時、幼馴染の女の子が新潟市ジュニアオーケストラの方に入っていて、親に合唱団もあるからそこに入ったらって言われたので、すぐに見学に行って入りたいですって言ったんです。」

●ひなたさんのきっかけは？

「まず私より先にいとこが入っていて。それで演奏会を毎回観に行ってたんですよ、小さい頃から。で、元々歌うのが好きだったっていうのはあるんですけど、私も入りたいってお母さんに言ったら小学2年生になったら入ろうねって言われて入りました。」

3人にとって最後の定期演奏会

●1部のクラシックはどんな感じになっていますか？

りなさん「今回やらせていただく曲は、ボブ・チルコトというイギリスの作曲家の編曲なので、普段聴き馴染みのあるものとは違う編成になっています。」

ひなたさん「追っかけが多くて壮大な感じ。」

りなさん「私たちは今まで何回も作曲家の編曲を歌うことがあったんですけど、今回のボブ・チルコットさんの編曲は初めて歌うので、また新しい視点というか、こんな楽しみ方や表現の仕方もあるんだなって。奥深さみたいなものを体感しました。」

●2部のポピュラーはどうですか？

りなさん「おしゃれな感じです。照明とかもガンガン変わったりそれぞれの曲のテイストも結構違って…。味の宝石箱じゃないですけど、歌の楽しみが全部つまった感じで、私は毎回2部のポピュラーが1番好きなんです。」

●1部と2部の中で特に好きな曲は何ですか？

まなさん「私は2部の『信じるならば』です。私たち3人が小学5年生の時に定期演奏会で歌わせていただいたんですけど、当時の高校3年生とか、先輩方と一緒に歌ったのがすごく印象に残っていて。だから今年最後の年で歌えることが本当に嬉しくて考え深いです。」

りなさん「一緒です。この曲が核って感じ。曲調も明るくて、歌っている私たちの心の底から湧き上がってくる希望というか、シンプルに自分が歌が好きだなっていう気持ちとか、合唱団が好きだなっていう気持ちが溢れ出る、そういう歌になっているので『信じるならば』が一番素敵かな。」

●そして3部び合唱ミュージカルなのですが…タイトルの『うらしま太郎の鬼たいじ』がとっても気になります（笑）。

りなさん「そうですよね（笑）。」

ひなたさん「毎年違うミュージカルをしているんですけど、今回は友情のお話です。」

りなさん「歌って踊って演技もします。」

まなさん「全員で作り上げるステージといった感じです。演技をする人だけが主役じゃなくて、後ろで歌っている人たちも主役だなって私は思います。」

●衣装も手作りだとか。

りなさん「保護者の方々が入る役員会みたいのがあって、その中の衣装部の方が手縫いしてくださったりしています。」

ひなたさん「先生が昔入っていた東京の杉並児童合唱団から衣装をお借りすることもあります。

●この演奏会で一番ココを観て欲しい！というところはどこですか？

りなさん「私たちは、ひとりひとりが主役だという気持ちを持っているので、舞台のどこを観てもらっても大丈夫だという自信があります。溢れ出るパワーも感じていただけると嬉しいです。勇気をもらえると思います。」

合唱団に入りたての小学2年生にとっては初めてのステージ。

そして、高校3年生にとっては最後のステージ。

感動すること間違いありません。

ぜひ演奏会に足を運んでみてください！