使用するのは米粉麺のみ。ユニークな形態のまぜそば専門店が万代シテイ、万代フードホールの一角にオープンした。
こちらのお店を手がけているのが、長年、米菓を作り続けてきた阿部幸製菓。
その技術を結集して開発し、満を持して送り出す米粉麺。そのおいしさを存分に楽しむために、ということで、まぜそば専門店というスタイルになったというわけ。
提供するメニューは４種。
『鶏塩まぜそば』『日本海レモン』『佐渡あごだし醤油』『TSUBAMESANJO』だ。

名刺代わりの一杯ということで、まずは『鶏塩まぜそば』（880円）をいただく。柴漬け、鶏肉などで作った色鮮やかなペースト（リエット）が鎮座する美しい盛りつけにしばし見とれ、崩すことを躊躇しつつも、えいや、と箸を入れ、まぜこぜに。
老舗醤油蔵の醤油で作ったかえしや香味油が麺に合わさり、口に入れるとその風味が口いっぱいに広がる。糸唐辛子とも相性抜群。もちもち米粉太麺とのコラボレーションは言わずもがなだ。

たねやのまぜそばは、あっさりからこってりまでラインナップ。
さて、どれがお好みかな——？

『日本海レモン』は、レモンの爽やかさと芳醇なバターの香りのコラボレーションが素晴らしい。あさりの食感もアクセントになって楽しいぞ。

『佐渡あごだし醤油』は、佐渡のあごだしが香る一品。新潟県産の「太陽のビタミンたまご」を混ぜてまろやかに。

こってり好きな人は『TSUBAMESANJO』をお試しあれ。名前の通り、燕三条系の背脂ラーメンを彷彿。背脂、ニンニク、チャーシュー…で食べ応えバツグン！

たねやのまぜそばは、食べ進めたら味変調味料を加えてみるべし。
柿の種クラッシュ、自家製ピクルス、カレー粉、パルミジャーノ・レッジャーノ、一味唐辛子、黒胡椒など６種類を用意しているが、どれを足しても麺によく合う！
米粉麺の度量の広さに感激！
自分なりのお好みを探してみよう。

さらに、嬉しいことにすべてのメニューは「追い飯」付き！
残った具材にごはんも投入しちゃって、存分に楽しんじゃいましょう！

万代フードホールで新感覚のまぜそばを試してみよう！