ぴえに。があるのは西堀通り沿い。
大きなガラス戸とガラス窓、真っ白な外壁に書かれた「ぴえに。」の文字が目印です。

迎えてくれるのは店主・小林奈々美さん。
カウンターに置かれたビクトリア・アーデュイノ社製のグリーンのエスプレッソマシンが、ナチュラルな空間のアクセントになっています。

店名の「ぴえに。」はフィンランド語で小さいという意味。
エスプレッソとスイーツを提供する、小さなお店です。

店内を見回すと原稿用紙のモチーフがあちこちに。
読書が好きという小林さん自身を投影したデザインなのだそうです。

エスプレッソにはナッツやキャラメルのような香りを楽しめる、コクのあるオリジナルブレンド豆を使用。
最近では浅煎りが人気なことから、エスプレッソも浅煎り豆で入れるお店があるそうですが、あえてオーソドックスに本場イタリアに近い味わいに仕上げたそうです。

おすすめは和洋折衷が絶妙なorigami の茶碗で提供する『カフェラテ』（550円）。
やさしい口当たりと味わいの後、豆の持ち味であるコクをしっかりと楽しむことができます。

スイーツの人気商品が『エスプレッソぷりん』。
コーヒーのコクがいきた大人な味わいです。
すでにリピーター多数とか。

クッキーやスコーンなどの焼菓子も充実しているので、こちらをおともにするのもいいですね。

木のぬくもりあふれる店内には穏やかな空気が流れ、おひとり様も気兼ねなくくつろげます。
甘すぎない雰囲気ゆえか、男性客も多いとか。
また旅行客もよく立ち寄るそうです。

西堀通の車や人の往来や、ゆらゆら揺れる柳の枝を眺めながら、時間を忘れてのんびり過ごしたくなります。

席数は11席と決して多くはないので、すぐ満席になってしまうかもしれませんが、ドリンクやスイーツはテイクアウトも可能。
古町散策を楽しみながら味わうのもいいかもしれませんね。