黄色い看板と似顔絵が目を引くこちらのお店は、長崎ちゃんぽんの専門店。

長崎の名店・共楽園で修業した後、埼玉県で7年間続けてきた店を、この度新潟市に移転オープン。

新潟にいながら長崎の味を楽しむことができます。

野菜と魚介のうまみが溶け出したスープは、うまみがたっぷりでやさしい味のちゃんぽん。

長崎の限られた製麺所でしか作れない「唐灰汁麺」（とうあくめん）とよばれるちゃんぽん専用の麺を使用しており、やわらかくのどごしの良い麺が特徴です。

麺と同じくらいたっぷり入ったキャベツとモヤシは、シャキシャキとした食感を残しています。

アサリ、イカ、キクラゲ、エビ、豚肉など具だくさんで、ちくわとカマボコは長崎県産のものを使用していますよ。

皿うどんには、細麺の「唐灰汁麺」を使用。

高温のラードでカリッと揚げています。

たっぷりの餡がかかった皿うどんは、途中で酢をかけたり、ソースをかけたりと、味変をしながら楽しむのが長崎っ子流です。

余談ですが、麺が餡になじんでふやけた状態を、長崎では「きのうの皿うどん」と言うんだそう。できたての食感もいいけど、こちらもいいですよね～。

ちゃんぽんの麺と具材をナポリタン風に味付けした『ちゃぽりたん』もおすすめです。

甘いケチャップと麺の香ばしさがうまく合わさり、とってもおいしい！

サイドメニューも豊富で、長崎の物産展でおなじみ、角煮家こじまの『角煮まん』や、一口サイズの味付き餃子など、長崎のソウルフードを味わうことができます。

長崎県産品応援公式認定店として、長崎県知事のお墨付きなんですよ。

「本場の味を楽しんでください。ちゃんぽんを学びたい人もぜひお越しください！（笑）」と店主の山島さん。

とっても気さくな方で、ちゃんぽんについていろいろなことを教えてくれました。

なかなか旅行に行けない今、ちゃんぽんを食べて長崎旅行気分を味わいましょう！