十日町市川治小学校すぐそばにパンのお店がオープンしました。
店名はBAUMRINGE（バウムリンゲ）。
ドイツ語で年輪を意味します。
じっくりと成長していけるようにという思いを込めて名付けられたそうです。

お店を営むのは樋口さんご夫婦。
ご主人・達也さんは津南町のご出身です。
20年以上にわたり、埼玉県の大人気ベーカリーで腕を磨いてきました。
2016年にはパンの世界大会「Sigep（シゲップ） International Bakery Cup」に日本代表として出場。
初出場で第3位に入賞するという、輝かしい成績を収めました。

そしてこの春、別のお店で同じくパン職人として仕事をしていた神奈川県出身の奥様とともに地元に戻り、みずからのお店をオープンさせたのです。

「スゴ腕職人が十日町でパンのお店をオープンさせる！」と聞きつけた地元の人たちがオープン当初から詰めかけ、そこから数ヵ月が経った今も、客足の途絶えない繁盛店となっています。

BAUMRINGEの人気ナンバーワン商品がこちら！

アーモンドケーキをクロワッサン生地で包み、クッキー生地のそぼろをのせて焼き上げたリッチなパン『クロワッサンB.C.（ビーシー）』です。
実はこちら、達也さんの修業先の看板商品だったもの。
なんとそのお店では1日1,000個売れたこともあるとか！
幅広い層に好まれる、ふわふわやさしい食感と味わい。
一度食べるとファンになってしまうのも納得のおいしさです。

ほか、フランス産小麦を用いた生地を低温長時間発酵させて作る味わい深い『バゲットトラディション』（1本250円税抜）や、モチモチとした食感の『食パン』（1斤250円税抜）などがおすすめです。

現在は毎日50～60種類のパンを用意。
どんなお客さんにも好まれるパンを提供したい、幅広い品揃えを心がけているそうです。今後は季節感のあるパンやドイツパン、焼き菓子なども展開していきたいとか。

それにしても驚いたのが十日町の人たちのパンを買う量！
どの人も、トレーいっぱいにのせて購入していきます。
これはすぐに売り切れちゃうわけだ…。

でも夕方までパンを焼き続けているので、それほど焦らなくても大丈夫ですよ！

ぜひおいしいパンを求めて十日町まで足をお運びくださいね。