1963年の創業以来、業務用卸一筋。
ここ数年はカフェの運営にも着手し、まさに新潟のコーヒー界をリードする存在である「鈴木コーヒー」。
佐藤俊輔社長にとって、コーヒーとは、どんなものなのでしょうか？

コーヒーとは「幸せ」。そして
自身のスイッチを入れてくれるもの

佐藤俊輔社長は鈴木コーヒーの3代目。
以前は自宅の2階に事務所、1階に焙煎工場があったことから、幼い頃からコーヒーの香りは身近なものだったそうです。

「でも僕、実はブラックコーヒーが苦手なんです、苦くて（笑）。ミルクを入れれば、おいしく飲めるんですけどね。でもコーヒーのある空間は、ものすごく大好き。鈴木コーヒーでは、『コーヒーは人々の生活を豊かにする確かなものである』と定義しています。ほっとしたい時、リラックスしたい時、家では3時のおやつや食後に、カフェで大好きな人と会話をしながら…。コーヒーがあるシーンって、必ず幸せなんですよね。つまり〝コーヒー＝幸せ〞。コーヒーを飲むシーンが増えれば、ハッピーな瞬間も増えると。だから、コーヒーを商売道具とは思っていないんです。仕事を通じて、コーヒーはただの飲み物じゃなく、人を幸せにするものだって気づかせてもらいましたね」。

普段は朝起きてすぐ、ではなく、出社後に最初の1杯を楽しむといいます。

「コーヒーを飲むのは、自分のスイッチを入れる時かな。ひと口飲むとスイッチが入るんです。だから、物事を考える時には欠かせません。そのコーヒーにも、もちろんミルクは入ってますよ（笑）」。

佐藤社長の理想を具現化する
鈴木コーヒー直営店

鈴木コーヒーには5軒のコーヒーショップと、コーヒーによく合うバウムクーヘンのショップ、あわせて6軒の直営店があります。

「幸せ」なひとときを過ごせるショップにぜひ足を運んでみて。