四季折々の瀬戸渓谷の景色が望める、清津川沿いの一軒宿。

昭和12年に湯治場として開業し、時代とともに温泉宿となりました。

湯治場として利用されていた温泉は、実は先々代が自分たちで自宅裏を100メートルも掘り下げ湧きあがらせたというのです！

湧き出る源泉は松之山温泉の泉質に近いですが、温度は約31度とぬるめです。

そのため、安心してゆっくり長時間入浴できます。
神経痛やリウマチ、切り傷に効果的だそう！

そんな清津峡温泉 いろりとほたるの宿せとぐちの魅力のひとつが、今は珍しい囲炉裏のある居間。

「昭和の雰囲気のなかで、らくら～くと実家のようなゆったりと過ごしてもらえるような空間にしています。お客さまに見えるところには、時計も置いていないですよ」と女将の樋口さん。

今から35年くらい前に、一度なくした囲炉裏を復活させたそう。

宿泊客の方も、日帰り温泉利用の方も、この囲炉裏を囲んだ食事を楽しみにやってくる人が多いんだとか。

特におすすめなのが、ジビエ料理！

ランチメニューとして提供している自家製ダレをかけた『シカ肉丼』（1,980円）は、クセがなく食べやすいです！

ランチのみの利用もできますが、宿泊プランのひとつ「ジビエコース」では、熊、イノシシ、シカなど3種類の肉を囲炉裏で焼いて味わえます。

この囲炉裏を囲みながらジビエ料理を味わう体験を求めて、海外からのお客さんも多いです。

宿泊部屋は全部で８部屋あります。

６月頃になると、夜に各部屋からホタルを見ることができます。

あまりの居心地の良さに、看板猫ちゃんのこてつもこの表情。

囲炉裏とジビエ料理、そして温泉のこの場所でしか味わえないひと時を体験してみては？