かつて新潟の市街地に張り巡らされていた堀割のひとつ、柳そよぐ西堀のほとりにたたずんでいた屋台がこの店のルーツ。

その後に現在の古町花街・坂内小路で店をかまえて以来、三代にわたり新潟ならではのすしを提供してきた。この地の恩恵である、まばゆいほどに輝いた旨みのある米と、淡白ながらも香りの高い日本海の魚。それぞれの個性を引き出しつつお互いがしっくりと寄り添うように、そして一個一個のにぎりが新潟らしい味わいとなるように、すし職人たちは心をくばっている。

また、すし種を生かした酒肴、四季ごとの山菜・野菜・木野子などあしらった一品料理も用意され、食卓に華をそえている。もちろん地酒や地ワインも豊富な品揃え。

１階カウンターは、初めてのお隣同士でも談笑しあう気さくな雰囲気だが、２階個室は少人数でゆっくりと過ごせるしつらえ。席からは小さな中庭が眺められ、花街の風情も味わえるという粋な仕掛けだ。

あとは、それぞれのゲストが思い思いの楽しみ方をするばかり。新潟を古町を楽しむなら、一度は暖簾をくぐってみてほしい。

こんなランチ、やってます

たにがわ 2,970円（税込）
握り、軍艦、巻物、味噌汁

ほかに
あかくら（握り） 1,760円（税込）
きよつ（ちらし） 1,870円（税込）

ランチタイム11：00～14：00

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