東三条駅近くの住宅街の中に、パンのお店がオープンしました。
目が覚めるような鮮やかなブルーのテント看板が印象的。
お店の前には広々とした駐車場が完備されています。

いらっしゃいませと迎えてくれたのは、店主の小栗豊尚さん（小「栗」さんだから「Ｍarron」なんです！）。
ホテル、ワイナリーのパン店で長年にわたり修業を積んできたパン職人です。

自分で好きなパンを取るセルフ式ではなく、「これはどんなパン？」と会話をしながらを選べる対面販売のお店。
ショーケースには定番約10種類、季節商品約10種類、合計20 種類ほどのパンが並びます。

「小麦の香りや自家製酵母の香り――素材のおいしさをシンプルに楽しめるパンを作りたいんです」と小栗さん。
食事パンをメインに据え、自家製天然酵母と国産小麦を用い、低温長時間熟成によるパン作りを行なっています。

看板商品3つをご紹介。

まずは『国産小麦のシンプルパン』（400円）。
食パンを用意していないMarron'Aでは食パン的な位置づけのパンです。
乳不使用ながら、こめ油やオーツ麦ミルクなどを使い、フワフワモチモチの食感に。
そのままはもちろん、サクッフワッとした食感を楽しめるトーストもおすすめです。

続いては、国産大麦粉を使った『大麦カンパーニュ』（400 円）。
焙煎大麦粉を使うことで、黒糖のようなコクと香りを楽しめるパンに仕上がっています。
白ゴマも練り込まれていて、健康志向の人にもおすすめ。
かたそうな見た目に反して、もっちりしっとりやわらかな食感にも驚くはず。
濃いめの味の料理によく合います。


もうひとつは集合写真の一番後ろに映っている『熟成バゲット』（400円）。
低温長時間発酵により小麦のうまみを引き出しています。
噛めば噛むほど小麦の香りが広がり美味です！

このほか、小栗さんが個人的に大好きな『メロンパン』、ハード系パンであんことバターを挟んだ『あんButter』もおすすめです。