老舗料理屋・なにわ茶屋内にオープンしたスープ屋で提供

六日町駅前ショッピングセンター ラ・ラのすぐ隣にある、なにわ茶屋は、和の創作料理を提供する老舗料理店です。

お店を営むのは奥野さんご夫婦です。

子どもの頃から両親の働く姿を観て、料理の道に進みたいと思っていたという奥野直人さんは、板前歴23年。

祖父の代から続く、なにわ茶屋の味を守っています。

奥さんの真理香さんは、ソムリエの資格のほか新潟県内初のシールドアンバサダーの資格を持っています。

そんなふたりが、おいしい料理を素早く提供でき、どんな人でも利用しやすいお店にしたいという思いから、小上がり席だった部分をリニューアルし、店内にスープ屋さん、sachimoyouをスタートさせました。

提供するのは、妻有ポークと野菜を煮込んだ『味噌スープ』（写真中央648円）をはじめ、『ミネストローネ』（写真右）『濃厚ポタージュ』（写真左、各540円）など、地元食材をたっぷり使用した、おかずスープ3 種。

食材は、実際に農家さんの所へ足を運んで、自分たちの目と舌で納得のいくものを選んで使っているんだとか。

妻南魚沼産コシヒカリのご飯とスープ1 種を組み合わせたセットメニュー『雪』（618 円～）なども充実しています。

「“ファストフード” ではなく、ゆっくりと楽しんでほしいです」と代表の奥野直人さん。

ドリンクメニューは、シードルアンバサダーの資格を持つ真理香さんが、和食に合う果汁100％のリンゴジュースを厳選したそう。

「ほかにはない、ここだけしか味わえないようなドリンクやスープを提供しています」と真理香さん。

そのほか、おかずとして『たまご焼き』（1切れ108円～）も販売しています。

料理のおいしさももちろんですが、「どんな人でも利用しやすいように」という心配りも魅力のひとつ。

玄関に緩やかなスロープを設けたり、多目的トイレを設置するなどバリアフリーにも対応しています。

「南魚沼市にある普通の飲食店で、ここまでバリアフリーを適応しているのは珍しいかもしれませんね(笑)」と真理香さん。

ぜひ、1杯で満足してしまうほどの具沢山スープを味わってみてください。