〝越後鶴亀〞という分かりやすくおめでたい商標には、人々に喜ばれるおいしい酒を醸すという思いが込められています。創業以来の昔ながらの酒造りの手法を大切に、手間暇を惜しむことなく少量ずつの仕込みで、個性的な味わいのお酒を醸している新潟市の酒蔵です。
そんな越後鶴亀の看板酒ともいえるのがワイン酵母を使った日本酒です。

口に含むと「これは日本酒？ ワイン？」と悩んでしまいそうになるほど新しい味わいが広がります。清酒酵母ではなくワイン酵母を使い、3年間にもおよぶ試行錯誤を経て造られたのが『越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸』（720ml 1500円税抜）。
マンガ『マリアージュ ～神の雫 最終章～』に登場するなど全国的に大きな注目を集めたお酒です。

「家で少し贅沢な時間を過ごすというのが、新しい生活スタイルになりつつあります。それに合わせてお酒もいつもよりも少しだけいいものを味わいたいという声も増えています。そこで越後鶴亀のお酒を選んでいただき、笑顔が広がれば何よりうれしいです」と話すのは営業部主任として活躍する松島祥子さん。

そもそも日本酒でありながら清酒酵母ではなくワイン酵母で仕込むという発想自体が実にユニークで、これを県内で一番最初に商品として発売したのが越後鶴亀。これからの未来もきっとわたしたちを驚かせ、楽しませてくれる日本酒を醸し続けてくれるはずです！