オープンしたばかりのスパイスカレーとごま豆腐の専門店です。

お店を切り盛りするのは大島史也さん・梢絵さん夫妻。史也さんは、祖父がやっていたごま豆腐の製造を継業するために2015年に東京から新潟にＵターンしました。一方の梢絵さんの前職はUX新潟テレビ21のアナウンサー。そんなふたりがカレー屋になったのはどうしてだったのでしょう？

「何かお店をやりたいというのが最初の出発点だったのです。なら、ふたりがともに大好きなカレーのお店にしようということになって。ごま豆腐の製造とアナウンサーですから、経験値はなし。すべてゼロからの挑戦でした」と梢絵さん。

半年ほど前からさまざまなスパイスカレーのお店を食べ歩き、専門書やウェブで研究を重ね、試作を繰り返す日々。徐々に納得のいく味が出来上がってきたそうです。「味噌やみりん、煮干しや鰹節も使うので、和風のカレーというのが特徴だと思います。その分、スパイスカレーに馴染みがない方でも食べやすいと思います」と史也さん。
米、野菜、肉や魚などスパイスカレーには、あらゆる食材を使うことができるし、新潟の魅力的な食材をカレーという形でPRしていきたいという気持ちもふたりの本音なのです。

そして、カレーのあとには石本商店自慢の濃厚な味わいのごま豆腐を使った『ごまうふふ』の特製デザートもぜひ味わってほしいです。2種のあいがけカレーと特製デザート、ドリンクとのセットは2,000円（税込）。

まだスタートを切ったばかりのお店だからこそ、これからもいい意味で変化するでしょうし、型にハマることなく自由度の高いスパイスカレーで、訪れる人たちを笑顔にしてくれるはずです。