月刊にいがた誌上で、好評（復活）連載中。

本誌読者おすすめの、お店とメニューを紹介する『読者のクチコミグルメ』。

今回のお店は、新潟市のK・Bさんがおすすめしてくれた「そうえもん」さん。

おすすめコメントによると
「『おいなりさん』はさっぱりとした味付けで何個でも食べられる！」とのこと。

実際に取材に行ってきました！

そうえもんは、新潟駅や万代シテイにもほど近い新潟市水島町にあるお惣菜のお店です。
流作場保育園の向かい、旧米山踏切の手前にあります。

営んでいるのは、栄養士の資格を持つ桑原理恵さん。
開店は2年前、2018年の4月。
ご自身も3人のお子さんを持つママさんである桑原さんが、仕事で忙しいママさん・パパさんを手助けしたい、子どもとの時間、そして自分の時間を大切にしてほしいという思いからオープンさせました。

冷ケースの中と上には約25～30種類のお惣菜が並びます。
季節により品揃えは変わりますが、『すりおろし人参たっぷりハンバーグ』（1個70円税抜）や『こんにゃく旨煮』（小・1パック250円税抜）、『10品目野菜のひじき煮』（小・1パック250円税抜）などが人気です。

いずれも減農薬の野菜や厳選された調味料を用い、塩分を控え、素材の持ち味をいかした味付けで作られたものばかり。
安心して子どもに食べさせられることからママ・パパはもちろん、ご年輩のお客さんにも好評です。
最近ではひとり暮らしと思しき男性や若者の来店も増えたと言います。

お弁当が並ぶ一角には、肉・魚のメイン料理を盛り合わせた『野菜たっぷり弁当』（658円税抜）やメイン1品の『彩り弁当』（556円税抜）などが。
よく見ると、お弁当箱にはおかずだけが詰められています。
「新潟では『ご飯は自宅にある』という方が多いことと、糖質制限をしている方も多いから」という理由から、おかずのみを販売しているのだそう。もちろんご飯の販売もしています（『白ごはん』100g100円税抜～）。

また日替わりの『本日のおこわ』（大300円税抜、小150円税抜）も。
この日は『いか旨煮おこわ』でした。おいしそう。

そして噂のおいなりさんを発見！
焼き印が押されているのが定番の『おいなりさん』、焼き印がない方が『やわ肌いなり』。いずれも1個80円（税抜）で1個から購入できます。
いずれも京都から取り寄せた油揚げを使用。
『やわ肌…』には薄い油揚げを使用していることから、噛み切りやすく、ご年輩のお客さんに人気があるそうです。

ということで、定番『おいなりさん』をご紹介。

『おいなりさん』は開店以来の人気ナンバーワン商品。
昆布ダシ、テンサイ糖などでやさしい甘さに仕上げた油揚げに、紀州南高梅100％の梅酢、たっぷりのすりゴマを加えたご飯が入っています。

ちなみにご飯は自家栽培の特別栽培米。
もっちりとした食感で、ゴマの風味がきいています。

さっぱりとした味わいと上品な小さめサイズで、確かに何個でも食べられそう！
片手でパクリと食べられるので、気軽な栄養補給にもぴったり。
差し入れにもおすすめです。

なお、いつでも購入可能ですが、桑原さんひとりで製造しているため、数に限りがあります。まとめ買いをしたい場合は事前に電話で予約するのがベターですよ。

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