県内各界の日本酒ラバーたちが、いま注目する新潟の酒とは？

「大洋酒造の『純米吟醸 大洋盛』はどの温度でも飲みやすいお酒です」

明治元年から続く日本茶の老舗・冨士美園。
6代目の飯島剛志さんがおすすめするのは
大洋酒造『純米吟醸 大洋盛』だ。

希少な地元産酒米「たかね錦」と新潟吟醸酵母を使い、じっくりと時間をかけて醸した純米吟醸。

「口に含んだ瞬間、フルーティな香りが広がります。かと言って甘すぎず、すっきりしているので、どの温度でもおいしくいただけます」。

口当たりはとてもやわらかく、自然な米のうまみと、さらりと消える後味が絶妙な調和を生み出している。全国燗酒コンテスト・プレミアム燗酒部門で2018 年、2019 年と2年連続金賞を受賞している人気銘柄だ。

「県産の原材料にこだわる丁寧なお酒造りに共感しています」と飯島さん。

村上市出身。明治元年から続く冨士美園の6 代目。村上茶の栽培、製造、販売を主に行ない、村上茶の生産量・消費量拡大に努める