焙煎技術を競う全国大会や国際大会で上位入賞の実績を持つ日本トップクラスの焙煎人・中村さん。

バリスタの奥様・あやこさんと営む長岡市与板の店は、県内外のコーヒー通から注目されているんです。

コーヒーとの出会いは大学生の時。

「寮の共同キッチンにドリッパーがあって、お湯をザバッと一気にかける感じで適当に抽出したら、それがおいしくて。それから毎日コーヒーをたてるようになりました」。

その後、長野の有名店で8年ほど焙煎人として腕を磨いたといいます。

販売するコーヒー豆のなかには産地へ出掛けて買い付けてきた銘柄も。

「大切にしていることは、産地と生産者へのリスペクト。産地へ行くと、コーヒー豆の背景にある物語を直接聞くことができます。味わいとともに生産者の思いもお客様に伝えていきたいです」。

店頭に並ぶコーヒー豆は常時10〜12種類。
ポップには生産者と一緒に写る写真も。

「写真の説明をしながらお客様のコーヒー選びをお手伝いしています。このお店が生産者と消費者の接点になればと」。

カシスやグレープ、パッションフルーツの風味を楽しめる『ケニア・ムチョキ』、キャラメルやチョコのような風味でバランスのいい味わいの『ハウスブレンド』など、1 0 0 グラム7 0 0 円（税込）から販売。

中村さんの焙煎により、素材の持ち味が素直に表現されたコーヒーとともに、ぜひあやこさん手づくりのお菓子も味わってみてください！