2020年は会社創立100周年。そして代表銘柄『久保田』が誕生してから35周年という記念すべき年を迎える長岡市の朝日酒造。

すでに2019年の10月から徐々に新商品の発売や商品のリニューアルを展開し、メモリアルイヤーに突入しています。創業190年にも及ぶ長い歴史を重んじながらも「常に進化するおいしさ」を新たなるブランドメッセージとして掲げました。製造部の安澤義彦部長はこう話します。

「変わらずにいるところと変わるべきところがあります。米、水、人という酒造りの3本柱は変わらないものですし、逆にお客様にとって一番本題のおいしさというのは時代の変化とともに変わっていくものです。それを追求していくことが、私たちにとっての真理の探究だと解釈して酒造りに向き合っています」。

変わるべきところとしてまず注目したいのが『久保田』のブランドリニューアル第1弾として、10月に料飲店先行で発売された『久保田千寿純米吟醸』。
すっきりとした味わいと穏やかな香りが特徴の吟醸酒で、うまみの余韻が感じられます。和食はもちろん、バターやマヨネーズを使ったコクのある料理とも実に相性がよいのです。

『久保田千寿純米吟醸』の発売や、さらにこれから実験的な商品を発売する新ライン『KUBOTA LAB（仮称）』の立ち上げも控えているとのことで、節目を迎える朝日酒造の時代に即したチャレンジにますます期待が膨らみます！