bp_magazinebp_magazine 忘年会 bp_magazine
  1. Home
  2. イベント
  3. 【激闘の準優勝】アルビレックス新潟・2024JリーグYBCルヴァンカップ決勝 …

【激闘の準優勝】アルビレックス新潟・2024JリーグYBCルヴァンカップ決勝 現地レポート!

2024JリーグYBCルヴァンカップ 決勝/国立競技場

  • 情報掲載日:2024.11.02
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

アルビレックス新潟、準優勝!
試合としては2度追い付いて引き分けたものの、PK戦のすえ優勝カップは相手に渡りました。

J2での優勝経験はあったものの、トップカテゴリーでの優勝がなかったアルビ。決勝戦出場も今回が初めてでした。
「これは現地に足を運ばねば!」と本日、月刊にいがた編集部がいざ国立競技場へ。およそ3万人のアルビサポーターの皆さんとともに熱いエールを送った一日の様子を、現地からお届けします!
アイシテルニイガタ!!

試合前の国立競技場周辺は

新潟、名古屋、どちらのファンも、この時点ではワクワクしかありません。
どっちを向いてもハッピーな6万人が集まっている、そんな空間になっています。

新潟を応援している人たちにとっても、カップファイナル=決勝戦は初めてのこと。
オレンジの人たちもどんどん湧いてきています。

ここは新潟か…!

スタジアムに入ると

すご…!
チケット完売の発表があった国立競技場のスタンドは、スキマなく人が入っていてかなりの熱量。
特にアルビレックス新潟側のゴール裏は、圧倒されるほどオレンジ一色です。
国立競技場の設計のおかげか、チャントもいつも以上に地鳴りのように響いていて、雰囲気は最高!!

ここは新潟か…!

入場〜キックオフ

大会アンセムが流れる中、選手が入場して整列、国歌が流れます。

Jリーグに加盟して26年目。
四半世紀を経て、ついにこの大舞台に立っていると思うと感慨深いです…
もう泣きそう。

キックオフ!

スタートから、両チームとも鋭い出足と強度がみられ、選手たちの気迫を感じます。
ルヴァンカップ準決勝第1戦・対川崎フロンターレ戦もこんな感じ、キックオフから持っている力を全開にしたプレーでした。

名古屋は想定通りのハイプレス、マンマーク。
しかし新潟も、かわし方を練習してきた印象で、谷口選手、小野選手とシュートが続きます。

今日はいける…!

しかし、名古屋の永井選手に2ゴールを許し、前半は0-2での折り返し。

試合後半、そして延長戦へ

後半、名古屋はどちらかというとしっかり守備をして、新潟が打開しようとする展開。

途中投入のダニーロゴメス選手が何回も仕掛けると、カットインしてクロスから谷口選手のヘディングゴール! で 2-1 の1点差。
ここから反撃じゃ〜

さらに途中から入った選手たちを中心に、攻勢を強める新潟。
ゴール裏からの途切れない歌声と声援をバックに、とにかく攻撃に集中します。

攻める姿勢が実を結んだのは、もう試合が終わりそうなその時。
小見選手がPKゲット、それを小見選手自身が決めて、終了間際で追い付いた!!

ここでゴール裏からアイシテルニイガタの大合唱!
もう盛り上がりまくり!

延長戦も、先に失点。
しかしここから、ゴール裏の歌声を背に新潟が攻めまくる展開に。
そして延長後半、またも小見選手がゴール!!
また追い付いた!
月刊にいがた編集部、もう取材席なのに絶叫しまくりです!

そして、カップの行方は運命のPK戦へ…

PK戦は負けてしまいました。

しかし、2点差を90分終了直前で追いつき、延長戦でも先に点を取られても追いつき、本当にあきらめない良いプレーを見せてくれました。

結果以外、大満足です!

これだけ多くの人が、気持ちを共有できることってなかなかありません。

現在発売中・月刊にいがた11月号でも、アルビレックス新潟・営業本部長 野澤洋輔さんが「4万人のスタジアムでプレーしたときの一体感は特別なものだった」と語ってくれています。

PK戦で外してしまい、号泣していた長倉選手。
サッカーにはこういうこともあるさ。
しかし、通算6ゴールで大会得点王に輝きました。

試合後の監督会見

松橋監督
「結果は悔しいものでしたが、良い試合はできたと思います。
我々をサポートしてくださっている方々に、少しは良い景色を見せることができたのではないでしょうか。

もちろん足りない部分もありました。
そこを改善して、また次の試合に臨みたいと思います。」

選手の声

谷口選手

ずっと楽しみにしていた試合でした。
アップの時から会場を見渡して、この中でプレーできることはとても光栄なことだと感じました。

負けてしまったので言い方は難しいですが、自分としては楽しんでプレーできました。

何度も追いついてPK戦まで行けたというのはチームとしてもいい経験ですし、こういう舞台に常に来られるチームにならなければと思いました。

トーマス・デン選手

精神的にいつでも出られる準備をしておくことは大切ですし、少しでもチームを助けたいと思ってピッチに入りました。

(自身は)カップ戦決勝で、勝ったことも、負けたことも経験があります。
試合後、長倉選手に声をかけました。
今は非常に難しい時だと思いますが、こういった経験が選手を強くすると思いますし、次にカップ戦の決勝を戦う時には、この経験を活かして違う戦いができるはずです。

関連記事