およそラーメンとは思えない個性的なビジュアル。
鶏蕎麦かかしの『鶏白湯魚介つけそば』は、日本そば、と言っても疑いようのないような茶色の太い麺がインパクト大だ。
その食感も独特。つるり、ではなく、ごわごわ、という表現がふさわしい。
こってり超濃厚な鶏白湯つけ汁と合わせて口に含んでみる。
麺とつけ汁がお互いの強烈な個性を主張し合いつつも協調している。
これぞオンリーワンな一杯。
太くて茶色い麺の量は通常250g。300gまで同料金。
低温で煮た鶏チャーシューのプリプリ食感が感動的だ!
「ほかにはないものを作らなくちゃ」とは店主の板場正人さん。実は親子三代でラーメン店を営むグレートファミリー出身だ。
父親の店は十日町の人気店、万太郎。自家製麺が評判の店だが、なんと板場さん、中学2年生で製麺を行ない、3年生時にはスープ作りも手がけていたとか。
ラーメン作りの圧倒的なキャリアと技術をひっさげて2018年に満を持してオープン。
ここにしかない味を、と板場さんがメニューの柱に据えたのが、水と鶏だけを長時間炊き上げて抽出した鶏ガラスープと、全粒粉と小麦、そして卵を加えたオリジナル麺。唯一無二の「鶏そば」の店だ。
新潟を代表する有名店がひしめく長岡市宮内で、独自の個性を放っているのだ。
DATA
鶏蕎麦かかし
- 住所
- 長岡市曙1-2-15
- 電話番号
- なし
- 営業時間
- 11:00~20:00(月は~14:30。スープなくなり次第終了)
- 休み
- 無休
- 席数
- 22席
- 駐車場
- 6台