
絶妙&シュールなネタで、お笑い好きからコアなファンまで人気の高い「うしろシティ」。
金子学(かねこまなぶ・左)さん、阿諏訪泰義(あすわたいぎ・右)さんのおふたりによるコンビで
金子さんは新潟県出身の芸人さんとしても知られていますね。
そんなおふたり渾身のネタを披露する単独ライブツアーが今年、新潟でも開催されます!
第9回単独ライブ「どこが海の見えるまち」
県民会館小ホールにて6月30日(土)に行われますよ。
今回は、金子さん・阿諏訪さんに今回のイベントやおふたりのネタについてインタビューしました!
―ツアータイトル「どこが海の見えるまち」。このタイトルの意味は?
阿諏訪さん「ライブが決まったら、まずネタの構想とかを考える前にまったく何もないところからタイトルを考えるんですけど、変なのがいいなあってことで…、海の見えるまちってキレイじゃないですか。だから台無しにしてやろうという気持ちを込めて『どこが海の見えるまち』にしました。“どこが”がポイントですね」
―うしろシティのネタは人間描写が独特でジワジワくる面白さがあるけど、ネタづくりで参考にしている人物って居るんですか?
金子さん「僕たちのネタに出てくる主人公って、学校でいえばクラスで3番目くらいに面白い奴がモデルなんですよ。1番面白い奴をモデルにってよくあると思うし、そういう奴って周りにも言われるから『俺って面白い』って自覚が多少なりともあるんですよね。でも3番目の奴ってネタにされないから目立たないし自覚がない。けど『実はお前もちょっと変なんだぞ!』っていう。普段祭り上げられない人間をあえて一番前に持ってくるのは、まだ誰も触れていないところだと思います」
―参考にする人物探しや、構想を練るためのネタ探しはどのように?
金子さん「会いに行きます。町でたまたま見かけた人を…ってのもあるんですけど、何故かそういう人が集まる喫茶店とかってあるんですよ。そういう所に飛び込むともう最高ですね」
阿諏訪さん「なんか分かるんですよね。『ここだ!』って店。女の子が『インスタ映えだ!』って店を探すのと同じ感覚。僕らがそういう人たちに恋しちゃってるんです。家までついていきたいし、鞄の中を見て『何に使うんだよコレ』みたいな物を発見したい。干渉しちゃいけないので、さすがに声はかけないですけどね!」
―面白い人が集まるような店が感覚的に分かるセンサーが付いているんですね(笑)。今回のライブでは、おふたりがじっくり観察して集めた渾身のネタがたくさん観られるわけですね!
阿諏訪さん「10本前後かな。全て新ネタです。厳選ネタをご用意してます!」
金子さん「コントなんで『こんな人いないよ』って思うかもしれないけど、だいたい新潟に居た人たちでもあるんで、みなさんにはそれを自覚しつつ、至らぬところを反省しながら見てほしいですね(笑)」
―6月30日はいよいよ新潟公演です。過去の新潟公演で印象に残っている事はありますか?
金子さん「僕は新潟出身なので、新潟だとお客さんがすごく親目線なのが印象的です(笑)。『金子さんちの子がんばってるわあ~』みたいな」
阿諏訪さん「中学時代の音楽祭を思い出すよね」
金子さん「ほんとそんな感じ。差し入れとかも、知らんおばちゃんが『枝豆茹でてきた』つってタッパーでドンって置いていくみたいな(笑)。他より見守られている感じがしますね」
―新潟らしい差し入れですね(笑)。では、きたる新潟公演へ向けての意気込みを聞かせてください。
金子さん「めっちゃ面白いのにしたい!と思ってます。新潟は毎年お邪魔してるんで、前来たよって人にまた来てほしいし、見たことない人にも足を運んでほしいです」
阿諏訪さん「去年来てくれた人には『また来てよかった』って思ってもらいたいし、初めての人にもそう思ってほしい。つまり、めっちゃ面白いのにしたい!!」
うしろシティの二人から
きたるライブについての
コメントをもらったよ!
Information
うしろシティ第9回単独ライブ『どこが海の見えるまち』
- 開催期間
- 6月30日(土)
- 会場名
- 新潟県民会館小ホール
- 料金
- 全席指定3,500円
- 問い合わせ先
- FOB新潟
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-229-5000