Noism(ノイズム)は、日本初の公共劇場専属舞踊団として、2004年4月にりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館で設立されました。
芸術監督は、りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督でもある金森穣さん。
設立以来、オーディションで選ばれた舞踊家が、国内のみならず海外からも新潟に移り住んで活動しています。
今年2019年はNoism設立15周年イヤー!
これを記念した公演が、7月19日(金)から21日(日)にりゅーとぴあで開催されます。
公演を前に、彼らの拠点であるりゅーとぴあ・スタジオBで行なわれたリハーサルにお邪魔してきました!
この日は上演作品『Mirroring Memories(ミラーリングメモリーズ)』の後半部分と、『FratresⅠ(フラトレスワン)』の通しリハーサルが行なわれました。
まずは『Mirroring Memories』から。
これは、Noismがこれまでの15年の間に上演した作品のなかから10作品の「黒衣」にまつわるシーンを選出し、金森さん自身が出演する新作を加え、新解釈で構成したオムニバス作品です。
次々と「あ、この曲は!」や「この場面は!」と、過去の公演がフラッシュバック。
触れ込み通り、Noismの歴史が凝縮された作品です。
短いながらも一場面一場面非常に見ごたえがあり、(後半部分だけではありましたが)本当にお腹いっぱい、胸いっぱい、という感じでした。
上演当時とはメンバーはがらりと変わっていますが、現在のメンバーがそれをどう踊りこなしているのかという点も楽しみのひとつかもしれません。
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短い休憩をはさんで、もうひとつの作品『Fratres Ⅰ』のリハーサルが始まりました。
Noism1のメンバーに加え、Noism1準メンバー、金森さんの総勢15名が出演。
写真でもお分かりかと思いますが、最初から最後まで、全員が一糸乱れぬ同じ動きを展開します。
10分ほどの短い作品ではありますが、必要とされる集中力はかなりのもの、でしょう。
出演者たちが、厳しい環境に身を置き鍛錬を積む修行僧たちのようにも見えました。
金森さんはこの作品の創作を通して、「舞踊団」という集団で芸術活動を行なうことの意味を改めて問い直したいと話しています。
皆さんはこの作品で何を思うのでしょうか。
なお、この作品はNoismの『最新作」。
つまり『Mirroring Memories…』ではこれまでのNoism、『FratresⅠ』では最新のNoismを一度に観られる、またとない機会となります!
Noismファンはもちろんですが、まだ観たことがないという人にもぴったり。
どうしようかなぁ…と迷っている人がいたら、絶対に観ることをおすすめします!!
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公演は7月19日(金)~21日(日)開催。
世界初演を観るもよし、2回の公演を経て練られた最終日を観るもよし。
チケットは現在発売中です。
詳細は下記サイトをご確認ください!
Information
Noism15周年記念公演『Mirroring Memoriesーそれは尊き光のごとく』『FratresⅠ』
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
7月19日(金)19:00~
7月20日(土)17:00~
7月21日(日)15:00~ - 会場名
- りゅーとぴあ 劇場
- 会場住所
- 新潟市中央区一番堀通町3-2
- 料金
- 一般:S席4,000円、A席3,000円
U25:S席3,200円、A席2,400円 - 問い合わせ先
- りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-224-5521
- リンク
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Noismオフィシャルウェブサイト
- 備考