太平洋戦争従軍と抑留の体験を描いた「シベリア・シリーズ」で有名な香月泰男の新潟県内初・大規模回顧展。
東京藝術大学の前身である東京美術学校の西洋画科で学び、美術教師をしていた香月。
1939年に制作した『兎』では新文展の特選に選ばれるなど、その画風が注目を集めました。
しかし1943年、召集命令により入隊。
終戦後から約1年半、シベリアで抑留生活を送っていました。
今回は復員後に戦争の記憶を描いた「シベリア・シリーズ」全57点や同時期に描かれた作品のほか、「台所の画家」と呼ばれていた1950年代の鮮やかな色彩で日常を描いた絵画なども展示します。
「シベリア・シリーズ」には、一点ずつ香川泰男本人の解説文付き!
彼の画才と、平和のありがたみを実感する展覧会です。
DATA
生誕110年 香川泰男展
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
11月27日(土)~2022年1月23日(日)
9:30~17:00(観覧券販売は~16:30) - 会場名
- 新潟市美術館
- 会場住所
- 新潟市中央区西大畑町5191-9
- 休み
- 月曜(1月10日(月)は開館)、12月27日(月)~1月3日(月)は休み
- 料金
- 一般1,000円、大高校生800円、中学生以下無料
- 問い合わせ先
- 新潟市美術館
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-223-1622
- リンク
-
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