燕市を代表するアマチュア写真家・捧武(ささげたけし)。
今年は捧氏の没後10年の節目にあたります。その節目として燕市産業史料館では、捧氏の没後10周年を記念した写真展が行なわれます。
今回の写真展は、前期と後期の二期に分けて開催します。
前期では、「第2回林忠彦賞(アマチュア写真家の復興を目的として作られた賞)」を受賞した写真集『田園の微笑』の写真を中心に展示します。モノクローム写真のなかにある生命感あふれる人々の表情は笑顔で、単なる懐古的な情緒を伴ったものというだけでなく、果敢に明日に向かって生きていた希望の姿が写し撮られています。
そして後期では、昭和30年代の燕の町工場の風景やキセル職人の製作現場を中心に紹介します。これらの写真は燕の産業の歴史や技術、職人文化を後世に残すための貴重な資料でもあります。
捧氏の写真のなかにある故郷の風景は、戦後急速に失われていった風景です。そこに写し撮られた人々の笑顔は、私たち、未来への希望を投げかけてくれるようです。
Information
捧武 没後10周年記念写真展
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
7月23日(木・祝)〜9月13日(日)9:00〜16:30
※【前期】7月23日(木・祝)〜8月16日(日)、【後期】8月21日(金)〜9月13日(日)
※8月17日(月)〜20日(木)は展示替え期間 - 会場名
- 燕市産業史料館
- 会場住所
- 燕市大曲4330-1
- 休み
- 月曜(祝日の場合は翌日)
- 料金
- 観覧料:大人400円(税込)、小・中・高校生100円(税込)
- 問い合わせ先
- 燕市産業史料館
- 問い合わせ先
電話番号 - 0256-63-7666
- リンク
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燕市産業史料館