2020年度の「りゅーとぴあピアノ・リサイタルシリーズ」のラストを飾る第三弾は、映画『蜜蜂と遠雷』で風間塵役の演奏を担当した藤田真央が登場する。

1998年東京都生まれ、3歳からピアノを始めている。2016年には故・中村紘子氏が最後に審査員を務めた浜松国際ピアノアカデミーコンクールで1位を獲得。翌年2017年、弱冠18歳で第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝。併せて「青年批評家賞」「聴衆賞」「現代曲賞」の特別賞も受賞。また、2019年6月「チャイコフスキー国際コンクール」において、日本人男性では歴代最高位となる第2位を受賞。2013年より国内はもとより、各地でリサイタルやオーケストラとの共演を果たしている。

そんな世界的な活躍を果たしている新星ピアニストによる今回のリサイタルでは、ベートーヴェンの『悲愴』をはじめ、厳選した傑作の数々を披露してくれる予定だ。