明治2年建築の国指定重要文化財「旧新潟税関庁舎」は、老朽化に伴い平成28年10月から耐震改修工事を行なっていました。

そして平成30年11月に改修工事を終えた旧新潟税関庁舎は、2019年1月12日（土）についにリニューアルオープンします！

そもそも「旧新潟税関庁舎」とは？

安政5年（1858）の修好通商条約により、横浜、函館、長崎、神戸と並んで開港場のひとつに選ばれた新潟は、明治元年に開港しました。翌年の明治2年に、関税業務を行なう役所として後に新潟税関となる新潟運上所が作られたんです。旧新潟税関庁舎は、港町新潟を象徴する建物であり、開港当時の姿を今に伝えています。

そして今回、リニューアルオープンを記念してさまざまなイベントが開催されます。

【記念イベント内容】

●祝賀会・鏡開き・振る舞い酒
時間：10:15〜12:00
場所：旧新潟税関庁舎
参加費：無料

●塔屋（とうや）特別公開
時間：10:30〜15:00
場所：旧新潟税関庁舎
参加費：無料

●餠つき
時間：10:45〜／11:30〜／12:15〜
場所：新潟市歴史博物館本館
参加費：無料

●旧新潟税関庁舎ペーパークラフト作り
時間：14:00〜16:00
場所：新潟市歴史博物館本館
参加費：無料

旧新潟税関庁舎は開港場5つのなかで、唯一現存する開港当時の運上所（税関）の建物です。新潟開港１５０年を迎えたこの機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

★関連イベントとして、
１月１２日（土）〜３月１７日（日）旧新潟税関庁舎を会場に、平成30年度みなとぴあ歴史発見プロジェクト企画展『旧新潟税関庁舎と史跡』が行なわれます。