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NSTスマスタ「とれたて! えいっとレシピ」

枝豆が香り立つサクサク料理に変身! 料理家・村山瑛子がつくる、お酒やごはん、おやつにピッタリな一品

毎週土曜夕方6時放送NSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜は「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」。大人気放送中!!

  • 情報掲載日:2019.07.27
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食材と人とのつながりを紹介する『とれたて! えいっとレシピ』。

今回のテーマは枝豆

うまそ〜! これはこのあと登場する生産者さんの枝豆です
うまそ〜! これはこのあと登場する生産者さんの枝豆です

新潟県民にとって枝豆といえば夏の主役的食材。大きなザルに入れて食べるほどの大好物ですよね!

今回、先生がつくるレシピは、ビールのお供によし、ごはんのお供によし、おやつやアウトドアに持っていってもよし…な一品です。

さて、まず村山先生と飛田アナが向かったのはJA柏崎 小国支店。到着した時刻は朝6時!(出発は、なんと朝4時半!!)。

そこに、やってきたのがJA柏崎 営農指導課の小林さん。

今回の食材を紹介してくれると思ったら…。

小林さん・「あっ! 時間がっ! 急いで行きましょう!」と早速現場へ向かうことに。

ついて行った先では、こんな朝早くからトラクターが作業中。

小林さん・「いやぁ、間に合いました! 今回の食材は枝豆です
村山先生・「枝豆〜!
飛田アナ・「だから朝早かったんだ!

とはいえ小国地区で有名な食材といえば銀杏。柏崎の枝豆といっても、ピンとくる人はまだ少ないはず。

今回おじゃましたのは「新潟系14号」という茶豆の早生品種を作っている生産者さん。

比較的新しい品種のため、まだ広くは知られておらず、今後正式に命名してブランド化を目指していくそうです。

というわけで収穫中の生産者を呼びにトラクターへ向かっていった小林さん。

すると現れたのはワイルドな風貌の男性。JA柏崎 枝豆生産部会の部会長をされている羽鳥さんです。

羽鳥さん・「おはようございます。すみません。こんな朝早くから」とそのビジュアルとは異なり(失礼!)、柔和なやさしい語り口に安心した二人。

村山先生・「いえいえ! 今日は何時から?
羽鳥さん・「いつもより遅めの5時半です

最盛期は午前2時や3時など深夜から収穫作業を行なうそうです。やはり枝豆は朝までが勝負なんですね。

さて「新潟系14号」の特徴とは?

羽鳥さん・「1cmくらいの大粒で甘味が強く、食べ応えあるのが特徴です。早生品種なので収穫は7月末くらいまでですね

収穫したばかりの枝豆を手にして、
村山さん・「プリッとしている〜!
飛田さん・「1粒1粒、厚みがありますね。へぇ〜! 県内には未知の枝豆がまだ存在していたんですね!

現在はトラクターで収穫をしている羽鳥さん。作付面積は4ヘクタール!

ということは東京ドーム約1個分! いかに広いか分かりますよね。

その後、村山先生と飛田アナは手作業で収穫を体験させてもらいました。

村山選先生・「粒が大きい〜。そしてキレイですね
飛田アナ・「もう茹でたときの香りがしますよ

おいしそう!と絶賛の二人。「生で食べる人っていますか?」と飛田アナ。そこで村山先生が生の状態で食べてみると…。

村山先生・「あれ? 甘味があるよ。…おいしい! とても香りが強い。ジュワっと汁が出てきますね
飛田アナ・「あぁ! ホントに甘い

その後、話題は羽鳥さんが枝豆を作ることになったきっかけややりがい、そしてプライベートの話へ。

以前は会社員だったが、約6年前から枝豆をはじめとする専業農家に。枝豆の生産を選んだのはJAさんからの提案がきっかけだったそうです。

わずか6年でJA柏崎管内でトップレベルの収穫量になったというからスゴいですよね。枝豆づくりのやりがいを尋ねると…。

羽鳥さん・「枝豆はとても手間がかかります。でも手間がかかるからこそヤル気がでるんです。それに買ってくださるお客さまから“おいしい”と言ってもらえるのがやっぱり一番うれしいですね」。

現在、羽鳥さんの枝豆は、地元の農産物直売所「JA柏崎 愛菜館」のほか、関東や東海エリアで販売され、高い評価を得ているという。

「新潟系14号」がブランド枝豆になる日は近いはず!

そんな努力家の羽鳥さんは現在、飛田アナの1つ年上の41歳。

オフタイム(といっても忙しくてなかなか時間がないそうです)にはハーレーダビッドソンに乗るという。ハーレーにまたがる姿、様になるでしょうね。

そしてお子さんが6人もいて皆、女の子!

「枝豆だってせいぜい4粒ですよ。それなのにお子さんが6人! もう憧れます」と飛田さん。

お子さんたちはときどき枝豆の収穫を手伝ったり、今は毎日のように枝豆を食べているそうです。羨ましいですね〜。

さて、このあといよいよ村山先生のレシピづくり。

普段どうやって食べているのか村山先生が尋ねると…。

羽鳥さん・「従業員で料理上手なスタッフがいて、ペペロンチーノ風に味付けをした『ペペロン枝豆』とか、結構おしゃれなものを作るんですよ。あと、自分は好き嫌いが多いので、食べられなかったらすみません(笑)」と予期せぬプレッシャーを受けた村山先生。

それでも「粒の大きさと甘味をいかせるようなメニューにしたいと思います!」と自信に満ちたコメント。期待できそうですね。

飛田さん・「枝豆料理だから、食べながらみんなで一杯やりたいですね
村山先生・「いいですね! 枝豆農家の皆さんは絶対ビール好きでしょうから
羽鳥さん・「…すみません。俺、一滴も飲めないんです

この瞬間、村山先生と飛田アナからこの日一番大きい「え〜っ!!!」が出ました。

その後、レシピの食材を購入するため農産物直売所「JA柏崎 愛菜館」へ移動。

途中、羽鳥さんの会社「有限会社ウイング」にも立ち寄りました。そこで「どうぞ」と出てきたのが、冒頭写真の茹でた枝豆。

見よ! 村山先生の満面の笑み!!

「うま〜い!」の声が聞こえてきそうの笑顔ですね
「うま〜い!」の声が聞こえてきそうの笑顔ですね

飛田アナをはじめスタッフ全員もごちそうになり、「うまい!」の大合唱でした。

枝豆の風味をいかした簡単レシピ『揚げ枝豆パン』が完成!

さて「愛菜館」に到着した二人は食材を購入。

こちらは野菜のみならず、地元の魚や肉など品揃えが充実している直売所。

カゴを持って店内をぶらり。

飛田アナ・「なんでも揃っていて良いですね。ここに来るだけで今日の献立を決めることができますね
村山先生・「本当にそうですね。緑がきれいな野菜が多いし、地元の魚もありますね

もちろん羽鳥さんの枝豆も並んでいました
もちろん羽鳥さんの枝豆も並んでいました

食材を購入したのち、2階の調理室に移動して今回のレシピ『揚げ枝豆パン』づくりをスタート。

まず村山先生は、羽鳥さんから聞いたという枝豆の茹で方を実践。

ボールに枝豆と塩を入れて、じっくり揉んだあと水で洗い流し、汚れや産毛も取り除きます。

そして鍋に枝豆と塩を入れて、水は枝豆を浸すくらい入れて蒸し煮に。

沸々してから約4分ほど蒸せば、おいしい枝豆のできあがり。

たっぷりのお湯で茹でると旨みが流出するんだそうです。これは勉強になりました。皆さんもぜひ試してみてください。

さて、注目のレシピはこちら!

揚げ枝豆パン(4人分)

●材料
枝豆(茹でたもの)…正味80g
殻付きエビ…正味70g
玉ねぎ…1/8個
サンドウィッチ用パン…6枚
片栗粉…大さじ1
卵白…1/2個
ナンプラー…小さじ1
塩…2つまみ
パウダー胡椒…適量
揚げ油…適量

●作り方
(1)玉ねぎはみじん切り、エビは粗目に刻んでおく。枝豆に片栗粉をまぶしておく。

(2)ボウルに(1)とナンプラー、ごま油、卵白、塩、胡椒を入れてよく練る。

(3)サンドウィッチ用の食パンを4等分の三角形にして(2)を塗る。

(4)熱した揚げ油で(3)をこんがり揚げる。

お好みでナンプラー、レモン汁、砂糖、輪切り唐辛子を合わせたものや、スイートチリソースをつけてもおいしいそうです。

完成したレシピを目の前に「これはビールが進んじゃいますね!」と飛田アナ。

お盆など親戚が集まるようなシーンに出せば、ビールのつまみや一品料理として、大人から子どもまで喜ばれそう!

また、簡単に作れるので子どもと一緒に作ってみるのもいいですね。

さて、「揚げパンなら羽鳥さんも食べたことないんじゃないかな〜」と村山先生。果たしてその反応はいかに!?

枝豆を揚げたレシピを初体験。その感想は?

再び羽鳥さん、小林さんにご登場いただき試食タイム。

飛田アナ・「さて先生、メニュー名をお願いします
村山先生・「はい! 『揚げ枝豆パン』です

目の前に置かれた『揚げ枝豆パン』に、「おやっ?」なのか、「おぉ!」なのか分からないが沈黙状態。…まるで前回のモロヘイヤ編を彷彿(笑)。

そしていよいよ試食。部屋に響くサクサクという音。そして…。

「あっ…おいしい!」と声を漏らす羽鳥さん。

続いて小林さんも「豆の香りがして、すごくおいしいです」との感想。

枝豆の味を引き立たせるため、淡白な味わいの海老を用いたそうです。

羽鳥さんの枝豆は風味豊かなので、少ない調味料でも味がしっかりまとまるのだとか。

村山先生・「砂糖では出せない柔らかい甘味が枝豆から出ていて、おいしくできあがったと思います
飛田アナ・「羽鳥さんの枝豆ならではの一品ですね

小林さん・「枝豆を茹でたり、ご飯に入れたりすることはありますが、揚げるのは初めてでした。おいしいですね
羽鳥さん・「ご飯のおかずに良いですし、おやつにも良いですね。子どもにもウケそうです

好き嫌いが多い羽鳥さんからも大好評! 村山先生お見事でした!

さて今回、朝早い収穫作業の時間帯からご登場いただいた羽鳥さんと小林さん。

最後に、改めて二人に聞いてみました。

羽鳥さんにとって枝豆づくりを提案した小林さんとは、どんな存在なのでしょうか?

羽鳥さん・「小林さんやJAさんのサポートがあるので、販売のことを気にせず、枝豆の品質向上に集中できるのがありがたいです

本当においしいものだけを作りたいという羽鳥さんにとって、生産に集中できることはありがたいことなんでしょうね。

では小林さんにとって羽鳥さんは?

小林さん・「若手でありながら、いろんなことに一生懸命に取り組んだり、挑戦したり、本当に頼もしい存在です

常に現状に満足せず、より良いものを作ることを意識している羽鳥さん。

「常に勉強。一日一日が勉強ですし、それが楽しいです」という言葉をサラリと語れてしまうのは、日頃からそれを実践しているからこそ。

今後はもっと面積を拡げて、小国地区の農業を守っていきたいと語ってくれました。

柏崎の枝豆がブランド化されて、より多くの地域で楽しめるようになることを期待しています!

※次回の「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」は8月24日(土)放送予定。

注目情報【「夏野菜詰合せ」のプレゼントもあり!】

●JA柏崎より「夏野菜詰合せ」(5名様)のプレゼントがあります!  詳しくは下記「スマイルスタジアム」WEBサイトのプレゼントページへ。

●新潟県産の食材をメインにグリル料理とスイーツが楽しめる「カフェ&グリルみのりみのる」では、『新潟県産 枝豆(蒸し・焼き・茹で)』(各680円)を提供中。

新潟には数多くの品種、風味豊かな枝豆があるなか、「みのりみのる」では、それぞれの旬に合わせて品種を変え、三種類の調理法で提供。

旨味が凝縮される『蒸し枝豆』、200℃の鉄板で引き出した甘味に香ばしさが加わる『焼き枝豆』、みずみずしさと香りが引き立つ『茹で枝豆』。

新潟が誇る絶品枝豆をお好きな調理法でどうぞ。

カフェ&グリル みのりみのる
新潟県新潟市中央区天神1-12-7 LEXN(レクスン)2ビル・1F
tel.025-256-8845
営業時間11:00〜23:00

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