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創業190年。江戸時代から続く土蔵(どぞう)造りの蔵で酒を仕込む|長岡市

  • 情報掲載日:2019.05.21
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

池浦酒造の代表銘柄は『和楽互尊(わらくごそん)』。“互いに尊びあえば和やかで楽し”という意味が込められています。蔵の歴史は古く、創業は1830年。庄屋の家系であった初代が、この地でよい水が湧き出ることを知り、酒造りを始めました。「田舎にある小さな蔵ですから、地域の人たちに支えられてきましたし、地域の人たちに喜んでもらえるお酒を造ることを何より大切にしてきました」と池浦社長は言います。

極力、県内産の五百万石や越淡麗を使うことにこだわり、蔵の敷地から湧き出る軟水で仕込むのが池浦酒造の酒造りの基本であり、変わらないその姿勢があるからこそ、地域の人たちから愛されています。

長い歴史を感じさせる仕込み蔵は、創業当時からのものです。部分的に修繕しながら、現在もなお使われているのです。昔ながらの土壁の蔵は通気性があり、夏場の遮熱性に優れているため、日本酒をおいしく保つのに適しているのです。

『こしひかり』純米酒
『こしひかり』純米酒

こちらは地元で栽培されたコシヒカリを100%使用 その名も『こしひかり』。掛米、糀米ともに地元で栽培されたコシヒカリを100%使用した純米酒です。香りがよく、キリッとした酸味のあるきれいな味わいが特徴。できたての生原酒は地元への感謝を込めて、毎年12月に和島地域のみで限定販売されています。

そして、こちらのカラフルでかわいいお酒は『和楽互尊』の笑顔ラベル。代表銘柄『和楽互尊』は力強い筆文字のラベルが特徴ですが、今年3月に行われた酒の陣用に作られたのが この笑顔ラベルです。それが好評だったため、酒の陣終了後もこのラベルで販売されています。なので、運がよければ出会えるかもしれませんね。

「『和楽互尊』の笑顔ラベルを作ったのも、日本酒をあまり難しくとらえずに、どなたでも気軽に飲んでほしいからなんです。お酒の種類を詳しく勉強したり、飲み方や合わせる料理にこだわるのもひとつの楽しみ方。ですが、“かわいいラベルで楽しそうなお酒だな。今日はちょっと日本酒を飲んでみよう”というくらい、身近で当たり前に新潟のみなさんのそばにある――うちのお酒はそんな風に楽しんでもらえればいいと思っています」。
池浦社長の言葉からは和島という地域を愛し、近隣に暮らす人のために、変わらずひたむきに酒造りをする酒蔵の原点が感じられました。

Information

池浦酒造
住所
長岡市両高1538
電話番号
0258-74-3141
営業時間
8:00~17:00
リンク
池浦酒造

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