は～るばる来たぜ、塩沢～～！

はい、ご紹介するのは南魚沼市塩沢にあります、喫茶店「邪宗門」。塩沢石打インターを降りてすぐのところにあります。国道17号沿いで分かりやすい立地なのがうれしいですね。

邪宗門の発祥は実は、東京の国立にあった総本店
（2008 年に閉店）なんです。現在は、全国に6店舗を構えています。ファンの間ではコーヒーの名店として知られ、マスターの林さんがおよそ 50 年前に石打に同名のお店をオープンし、総本店の味を伝えています。

酸味が際立つ看板の『レギュラーコーヒー』（500円）に比肩するのが、コクのあるコーヒーにたっぷりと生クリームを絞った、『ウィンナーコーヒー』（620円・写真右）。まずは生クリームの甘み、次にコーヒーの苦み、最後に混ぜ合わせてミルクコーヒーとして、と3通りの楽しみ方ができます。長年親しまれる邪宗門の代表的メニューです。自家製の『チーズケーキ』（430円）や苦みのきいた『アイスコーヒー』（530円）もおすすめです。

コーヒーを飲みながら店内を見渡してみると、骨董品がいっぱい。マスターの趣味で、いろんなアイテムを集めているんだそう。
また、店舗はイギリスをイメージして建てたということで外観は納得だけど、店内はレンガ造りのカウンター、天井には立派な梁が通っており、どことなく和洋折衷な雰囲気・・・。マスターにお話を聞くと、「十日町の古民家の古材を使って建てたんだよ。だから、外観とのギャップがあって驚くお客さんも多いんです（笑）」とのこと。なるほど。絶妙にいろんなテイストが入り混じった空間ながらも、落ち着いた雰囲気で居心地はとってもいい。コーヒー好きな方に、一度は訪れてほしいお店です。