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イマドキの日本酒を学びに200年の歴史を持つ妙高酒造へ

  • 情報掲載日:2018.02.28
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
代表の松田治久さん
代表の松田治久さん

妙高酒造は淡麗旨口の代表銘柄『妙高山』を筆頭に、本格辛口の『越後おや じ』など幅広い商品展開で支持を得ている人気酒蔵のひとつ。

昔ながらの伝統的な日本酒だけではなく、洋食に合わせて作られた「Montmeru」というシリーズの日本酒もリリースしているんです。

それがこの3本。

キャビアなどの魚卵に合う『Montmeru Khaviyar (モンメル カハービア)』(500ml 1,620円)
キャビアなどの魚卵に合う『Montmeru Khaviyar (モンメル カハービア)』(500ml 1,620円)
鶏肉料理に合う『 Montmeru Joie de Poulet (モンメル ジョイ・ド・プーレ)』(720ml 1,620円)
鶏肉料理に合う『 Montmeru Joie de Poulet (モンメル ジョイ・ド・プーレ)』(720ml 1,620円)
『Montmeru Foret du Fruit(モンメル フォレ・ドゥ・フリ) 』(720ml 1,620円)
『Montmeru Foret du Fruit(モンメル フォレ・ドゥ・フリ) 』(720ml 1,620円)

なぜ、このような日本酒を開発したのか代表の松田さんに聞いてみると・・・。

「白ワインの位置づけで海外での展開を目指したのがきっかけです。完成したのは4年前。『カハービア』をはじめに、『ジョイ・ド・プーレ』『フォレ・ドゥ・フリ』という順番で造りました。現在はこの3本をご用意しています」

近年、新潟だけではなく全国的に海外輸出や洋食を意識した味わいの日本酒がいろんな蔵元から発売されています。それには、一体どんな背景があるのだろう。これについて、松田さんは、

「食の多様化に伴って、人々の味覚の好みがここ数年で急激に変化を遂げています。大都市では、一度のお酒の席で同じものを飲み続ける人は少ないんです。味に特徴があって 香りが華やかな、ひと口でインパ クトを感じるものが好まれていますね。フレンチやイタリアンなどと楽しむ人も多く、スパイスを使 った料理や濃い味付けに負けない強い味わいが求められているようです」。

とのこと。また、こんなエピソードも。

「食べ物をしっかり味わいたいという人が増えたという点も大きな理由のひとつ。よりそのお酒の個性がわかる燗酒が見直され、さらにワイングラスで日本酒を飲むというスタイルが誕生しました」。

日本酒から見えてくる、日本人の食への関心の高さに驚きです。
松田さんのお話から消費者の動きと自分たちが守り続けた味を天秤にかけ、バランスを取りながら酒造りを行なっているということが伝わってきました。

お話のあと、酒蔵見学もさせてもらいましたよ。

酒の貯蔵タンク。容量が異なるいろんなサイズのタンクがたくさん!
酒の貯蔵タンク。容量が異なるいろんなサイズのタンクがたくさん!
麹室。最新機器で細かい管理を行なっている。かなりゆったりとした広々設計。吟醸酒専用の麹室があるのも妙高酒造の特徴
麹室。最新機器で細かい管理を行なっている。かなりゆったりとした広々設計。吟醸酒専用の麹室があるのも妙高酒造の特徴
数種類の酵母を自社で培養し、幅広い味を造り出している。商品ラインナップの豊富さの理由です
数種類の酵母を自社で培養し、幅広い味を造り出している。商品ラインナップの豊富さの理由です

知らないこと、見たことないものだらけで「へ~」が止まらない編集部でした!
最新機器を使う一方で、やはり繊細な作業は人の手。長年の経験で培われた職人技の凄さを体感した時間でした。

最後に、うれしい情報をキャッチ!
代表銘柄である『妙高山』に新ブランド「トランプシリーズ」が立ち上がりました。四季をトランプのマークで表現し、季節ごとに1種類ずつ限定発売するシリーズです。2017年に発売した冬限定の「フレッシュスぺ―ド』に続くクローバーの春限定酒がまもなくリリースします。詳しくはウェブサイトをチェックしてみてください。

ラベルもモダンな雰囲気。手前右端が『フレッシュスペード』
ラベルもモダンな雰囲気。手前右端が『フレッシュスペード』

Information

妙高酒造
電話番号
025-522-2111
リンク
妙高酒造の公式Webサイトはこちら

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