自分たちが影響を受けた洋楽を独自に消化し、日本語と英語が自由に行き交うスタイルで活躍中のLOVE PSYCHEDELICO。
5月26日(日)には、KUMIとNAOKIの2人だけで録った初のアコースティックアルバム『“TWO OF US” Acoustic Session Recording at VICTOR STUDIO 302』のBlu-ray盤がリリースされ、同日より、こちらも彼ら初となるアコースティックツアー「LOVE PSYCHEDELICO Premium Acoustic Live “TWO OF US” Tour 2019』がスタート。6月13日(木)には新潟市音楽文化会館にやってきます。
それに伴い、メンバーのNAOKI(Gu)が編集部を訪れ、この新作とツアーについて語ってくれました。
そもそも、今回のすごくプリミティブ(原始的な)状態のアルバムが生まれた背景にも、アコースティックツアーの存在があったようです。
「お客さんは目の前にいないけど、これはもうライブですよね。もともと、今回のアコースティックツアーをやる前に、ツアーと同じ(2人だけの演奏という)スタイルで一日スタジオに入って、数曲録ってみようと思って。で、今、プリミティブって言われましたけど、その場で演奏したものがそのまま作品になる──初期のビートルズや(エルビス・プレスリーの)サン・レコードのようなレコーディングを二人だけでするってことにワクワクしていたところはありましたね」。
ここで披露されているのは、『LADY MADONNA ~憂鬱なるスパイダー~』や『裸の王様』など、彼らが世に生み落とした名曲たち。
それらが、ほどよい緊張感と温かさを伴って色鮮やかに生まれ変わり、我々の心にグッと響いてきます。
では、なぜ彼らは今、こういうアコースティックな表現に向き合うのでしょうか? それについてNAOKIはこう説明してくれました。
「KUMIが去年出産して、(昨年12月に配信でリリースした)『Sally』のような楽曲も歌い始めたと。そこで、母親になったKUMIが温かい、新しい強さを身に付けた感じがしたんです。で、アコースティックな中で息づかいも聴こえるようなミニマムなセットの中で歌っているKUMIを見たいと僕らのチーム内で意見が一致して。だから、ライブでも特にKUMIの声に注目してほしい。こんなに息づかいまで聴こえるライブっていうのはなかなかないし…それがアコースティックツアーの醍醐味なので」。
ちなみに、KUMIの歌はもちろん、NAOKIのギターも素晴らしいグルーブを聴かせるから、ライブでは二人の絡みに大注目! その新潟公演に向けて動画コメントももらったので、ぜひチェックしてみてください。
Information
LOVE PSYCHEDELICO『Premium Acoustic Live “TWO OF US” Tour 2019』
- 開催期間
- 6月13日(木) 18:30~
- 会場名
- 新潟市音楽文化会館
- 会場住所
- 新潟市中央区一番堀通町3-2
- 料金
- 全席指定6,500円
- 問い合わせ先
- FOB新潟
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-229-5000
- リンク
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FOB HP_LOVE PSYCHEDELICO新潟公演詳細