村上市出身で現在は兵庫県に住む写真作家・岩倉与志衛（いわくらよしえい）さんの写真展が開催されます。

岩倉さんは、おもに街のなかにあるフォルムを印象的に伝える手法の作品を制作するとともに、新潟県北のサンセットシーンを撮り続けています。

今回の写真展では、会場の1階と2階で作品を分けて展示します。

1階は「夕凪の頃」。
上の『道のりの足跡』や下の『黄昏の岸辺』など、岩倉さんが自らの出身地である村上市の海に沈む夕陽に魅せられ、撮り続けた、黄昏の頃の海辺の写真を展示します。

日没までのわずかな時間。
残照に燃える景色の輝きと浜辺に息づく風情を楽しんでください。


2階は「か・た・ち」。

街にさりげなく存在する、ありとあらゆる「もの」たち。
「彼ら」はその使命を果たすための「かたち」をもって、そこに佇んでいます。
岩倉さんは街の中を歩き、「彼ら」の美しさを発掘。
写真に収めています。

街にあるいろんなものの見方が変わりそうですね！

岩倉与志衛さんの作品世界を、ぜひギャラリー蔵織でお楽しみください。