新潟市秋葉区にある「古津八幡山遺跡」は弥生時代の大規模な高地性環濠集落です。古墳時代には新潟県内最大の円墳である古津八幡山古墳が造られました。
遺跡の麓にあるガイダンス施設「弥生の丘展示館」で行なわれる今回の企画展では、古津八幡山遺跡と、同時代の新潟県内出土の弥生時代から古墳時代前期の鉄器を紹介します。
古津八幡山遺跡から見つかっている鉄器は3点しかありませんが、出土した石器が少ないこと、鉄器用に使われた砥石が多数出土していることから、その時代に使われていた主な道具は鉄器だったと考えられます。
また、当時貴重品だった鉄器が新潟県内にどのようにもたらされたのかを解明するために、日本海を介した朝鮮半島からの鉄の流通ルートを考えます。
◎展示解説を行ないます
3月17日(日)13:30〜15:30に展示解説が行なわれます。申し込みは不要、直接会場へ。
Information
史跡古津八幡山 弥生の丘展示館 企画展
『鉄 ー弥生・古墳時代の鉄器ー』
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
12月11日(火)〜4月14日(日)
10:00〜17:00 - 会場名
- 史跡古津八幡山 弥生の丘展示館
- 会場住所
- 新潟市秋葉区蒲ヶ沢264 花と遺跡のふるさと公園内
- 休み
- 3月11日(月)、18日(月)、22日(金)、25日(月)、4月1日(月)、8日(月)
- 料金
- 観覧無料
- 問い合わせ先
- 新潟市文化財センター
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-378-0480
- リンク
-
新潟市文化財センター(新潟市ホームページ)
市報にいがた 平成31年3月3日号 2690号