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映画『シンプル・ギフト はじまりの歌声』 篠田伸二監督からコメントが届きました

  • 情報掲載日:2019.03.06
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

新潟・市民映画館シネ・ウインドにて上映
3月9日(土)~3月22日(金)

子どもたちを貧困から救うのは教育しかない。
そんな想いの詰まった映画。子どもたちの素の笑顔に感動必至。

まずは公式予告編をどうぞ

「ドキュメンタリー映画というと、とかく敬遠されがちですが、全編音楽に溢れた明るい作品です。楽な気持ちで観てほしいですね」とは、本作が初監督作品となる篠田伸二監督。

エイズで親を失ったアフリカ・ウガンダの子どもたちと、津波で親を奪われた東北の子ども達が、互いの悲しみを共有し、言葉や文化の違いを乗り越え、歌とダンスをブロードウェイで披露するまでを追ったドキュメンタリー作品。


本作が初の長編映画作品となる、篠田伸二監督からコメントをいただきました
ぜひご覧ください

〜作品の背景〜

『あしなが育英会』の創設者で現会長の玉井義臣(以下、たまちゃん)は、今なおエイズが蔓延するアフリカを貧困から救うためには、子どもたちへの教育しかないとし、東アフリカ・ウガンダの首都カンバラ郊外に『レインボーハウス』と呼ぶ私設学校の運営を始める。ここにはエイズで親を失くし、公立学校に通えない極貧生活を強いられている多くの子どもたちが通っている。

その一方でたまちゃんは、小説『あしながおじさん』が誕生して100年という節目が2012年にやってくる。それをきっかけに、小説『あしながおじさん』の著者ジーン・ウェブスターが通っていたアメリカ東部の名門ヴァッサー大学と提携し、小説誕生100年を祝う計画を立てる。

そんな時、『東日本大震災』が東北地方を襲った。多くの子ども達が津波で親を奪われ、孤児となっていた。

たまちゃんは、レインボーハウスに通うエイズ孤児、東日本大震災直後の津浪孤児、そしてそれら不幸のどん底にいる子どもたちの対極にいる裕福なアメリカの大学生たち、この三者を同じ板の上に乗せ、世界に大きくアピールできるイベントが作れないか考えていた。

同じ頃、ミュージカル『足長おじさん』を日本で上演することが決定。その演出家で、トニー賞などを受賞し世界的に活躍するジョン・ケアードとたまちゃんが会うことになる。そこで見事にジョンを口説き落とすのだった。

そして「ボクは玉井さんが思い描くコンサートを創る。篠田はそのプロセスを映像に納め、最終的にコンサートの映像とこれから始まる出来事とドキュメンタリー映像をセットにし、未来のあしながさん=支援者にプレゼンすればいい」とジョンが提案してきた。
「それはいい」とたまちゃんも頷く。

コンサートと言っても子どもたちは全員素人。はじめは、右も左も分からない状態でのスタート。しかし「世界で活躍する演出家のジョン・ケアードの参加でプロジェクトは一気に加速してきます。プロの演出家がちょっと指導しただけで子ども達は見違えるようにきらきらと輝き始めるんです。ラストのステージは必見ですよ」。

丸2年、300時間を超える映像をまとめあげた戦慄の作品。登場する子どもたち、ひとりひとりにしっかりとスポットが当てられ、成長の度合いがストレートに伝わって来る。
彼らの表情に感動必至。

しのだしんじ
1961年生まれ。学生時代、『あしなが育英会』の創設者で現会長の玉井義臣が推進する「ブラジルで働きながら学ぶ」という一風変わった留学をきっかけにあしなが運動に携わる。TBS入社後は、数多くの報道、ドキュメンタリー番組を製作。大型イベントのプロデュース、舞台演出などにも携わる。現在は独立、本作が初の長編映画作品となる。


CINEMA
『シンプル・ギフト はじまりの歌声』
data
3/9(土)〜3/22(金)
シネ・ウインドにて公開

Information

問い合わせ先
新潟・市民映画館シネ・ウインド
問い合わせ先
電話番号
025-243-5530
リンク
新潟・市民映画館シネ・ウインド