「Noism2」は、りゅーとぴあ専属舞踊団Noismの研修生カンパニー。
オーディションを経て選ばれた若手舞踊家が所属し、プロの舞踊家を目指して日々研鑽を積んでいます。
(↓↓メンバー詳細等は下のリンクから)
設立以来、毎年定期公演を開催していますが、10回目となる今回は、Noism設立メンバーで、現在は自身のカンパニーOrgan Worksを主宰しながら振付家・舞踊家として国内外で活躍する平原慎太郎をゲストに迎え、新作『BOW!!!(ボウ)』を創作します。
今週末に迫った公演を前に、公開リハーサルが行なわれました。
公開されたのは『BOW!!!』の冒頭部分。
照明を落とした空間で繰り広げられる、時に荒々しく、あやしげな動き。
ここから作品はどう展開していくのか…というところで、上演はいったん中断。
平原さんからの指示が入ります。
忘、暴、某、望…、さまざまな意味を含む「BOW(ボウ)」。
平原さんの演出ノートには
「人が人として持つ欲求の全てをBOWという言葉に集約し
出演者の持てる肉体の全てをぶつける」
とあります。
舞踊家たちが全力で臨む新作、楽しみです!
公開リハーサル終了後、平原さんと、同時上演される『Noismレパートリー』の構成・演出を行なうNoism2リハーサル監督の山田勇気さんの囲み取材が行なわれました。
平原さんは
「昨年の夏からプロットを書き始めて、11月末に新潟に来てメンバーとともに創作を始めました。
明確なストーリーはありませんが、いろんなシーンを、物理的にも考え方的にも多角的に表現しています。
舞踊家たちに求めたのは“表現者としての爆発力”です。
“BOW”という言葉にまつわるいろんなイメージを散りばめているので、それを見つけに来るというのもおもしろいと思いますし、舞踊家たちが培っている動きの質や、若さ、エネルギーを見に来るだけでも価値はあります」
と話していました。
またNoism2リハーサル監督の山田さんは『BOW!!!』について
「まだまだこれからでしょう! メンバーがこの作品を、ここからどのくらい自分のものにするか。本番まであと数日ですが、ここからの彼らの変化、覚悟に期待しています」
とメンバーへの期待も込めて語りました
また自身が構成・演出する『Noismレパートリー』については、Noism監督・金森穣さん振付作品『solo for 2』『Training Piece』からの抜粋作品となることに関して、
「いずれも難易度の高い作品。メンバーには、作品の一部ではなく全体を通して踊ってもらい、そこから部分部分を抽出し、構成しました。自分たちの持っているものをどう用いて、どれだけ表現できるのか、それがみなさんの目にどう映るのか、楽しみにしていてほしいです」
と話していました。
公演は3月15日(金)~17日(日)にりゅーとぴあ スタジオBで開催されます。
ぜひ若い舞踊家たちの挑戦と成長の過程をその目で確かめてください!
Information
Noism2定期公演vol.10
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
3月15日(金)19:00~、16日(土)14:30~/18:00~、17日(日)13:30~/17:00~ - 会場名
- りゅーとぴあ スタジオB
- 会場住所
- 新潟市中央区一番堀通町3-2
- 料金
- 入場料2,000円(入場整理番号付自由席)
- 問い合わせ先
- りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-224-5521
- リンク
-
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館