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大地の芸術祭、オフィシャルツアーに行ってきました!

  • 情報掲載日:2018.08.06
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

ついに始まりましたね、大地の芸術祭2018。

きっと、もう行かれた方も多いでしょう。

月刊にいがた、パスマガ編集部スタッフも、
すでに遊びに行ったり、次の週末に行くというスタッフも多いです。

さて、今年の芸術祭には、バスで作品を巡る日帰りのオフィシャルツアーが誕生しました。

越後湯沢駅発着と、上越妙高駅発着の2つがあり、新作を中心にガイドさんが作品を案内してくれて、しかもランチ付き。

このツアー、「芸術祭は初めて」という人にはおすすめなのです! それを編集部スタッフが体験してきました。

「ライトケーブ」マ・ヤンソン/MADアーキテクツ
「ライトケーブ」マ・ヤンソン/MADアーキテクツ

日帰りのオフィシャルツアーには、2つのコースがあります。

この日巡ったのは「カモシカぴょんぴょんコース」。

まずは日本三大峡谷のひとつである清津峡へ向かいます。

暗いトンネルを数分間歩いていくと、

作品「ライトケーブ」が現れます!

天井や水面に峡谷が映り込み、と~っても神秘的な景色。

思わずシャッターを切りたくなること間違いなしです。

「磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫 美術館[Soko]」
「磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫 美術館[Soko]」

少し移動をして、清津峡倉庫美術館Sokoへ。

現代美術の大家・磯辺行久の作品が多数展示してあります。

「川はどこへいった」
「川はどこへいった」

続く「川はどこへいった」は、

この写真だけ見ると「え?」と思うかも知れませんが、

約100年前に信濃川の流れていた場所を黄色いポールで再現しているのです。

スケール感の大きな作品で、その場に行くと

大地と川の歴史を感じられるし、田んぼの上を吹き抜ける

夏の風が気持ちいいです。

「サイフォン導水のモニュメント」
「サイフォン導水のモニュメント」

なんだ、これは!

「サイフォン導水のモニュメント」は、

本来地下にめぐらされている水力発電用の暗渠を、

地上に再現して可視化した作品。

280mの長さに驚きます!

地元食材を使ったコース料理
地元食材を使ったコース料理

ランチは

ミシュラン星つきレストラン、

米澤文雄シェフ監修のツアー限定メニューが味わえます。

「脱皮する家」
「脱皮する家」

「脱皮する家」は、その名前の通り、まさに一皮むけた家。

家の中のいたるところを彫刻刀で削った

インパクト十分の作品なのです! これは必見です。

すぐ近くの、星峠の棚田からの眺めも、

思わず見入ってしまうほどの美しさ。

まつだい「農舞台」
まつだい「農舞台」

その後は松代商店街を歩いたり、点在する作品を鑑賞して

芸術祭の松代エリアの拠点である、まつだい「農舞台」へ。

建物すべてがアート空間になっていて、本当におもしろい。

例えば。

トイレに入って、「さて、出よう」と思ったら、あれ?

あれ? あれ? え?

「僕、どこから入ったっけ? 

いや、出口はどこだ! 全部、大の個室になっているじゃないか

~!」と、軽くパニックになったり(笑)。

そう、そんなところにもアートが隠されているんです。

「Palimpsest:空の池」
「Palimpsest:空の池」

そして、最後は十日町市の中心部にある

越後妻有里山現代美術館[キナーレ]に移動。

ここには、たくさんの作品があるし、見ごたえも十分。

なかでも、この「Palimpsest:空の池」 は見てほしいです。

詳しくは説明しない方が、驚きがあるので、

「水鏡に見えますよね?」とだけ、言っておきましょう。

ということで、大地の芸術祭のいいところを

日帰りで巡れるオフィシャルツアー。

バスで連れていってもらえるから、運転もしなくていいし、

作品探しで道に迷うこともないです。

このツアーでしか食べられない特別なお昼ごはんもありますからね!

芸術祭の楽しみ方として、利用してみてください。

【オフィシャルツアー INFO】

[越後湯沢駅発着]
●料金:1名9,800円(バス代、昼食代、保険代、ガイド代を含む)
※作品鑑賞パスポート代別途必要
●予約・お問合せ:越後交通 tel.0258-29-1515
http://www.echigo-kotsu.co.jp/

[上越妙高駅発着]
●料金:1名13,000円(バス代、昼食代、保険代、ガイド代を含む)
※作品鑑賞パスポート代別途必要
●予約・お問合せ:頸城自動車 tel.025-543-4280
http://www.marukei-g.com/

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